アドビシステムズ、「Photoshop Lightroom 4ベータ版」を公開

~Twitterで製品版が当たるキャンペーンも実施

 アドビシステムズは10日、画像ソフト「Photoshop Lightroom 4パブリックベータ版」をAdobe Labsで公開した。無償でダウンロードできる。

Photoshop Lightroom 4パブリックベータ版

 2012年前半に発売する「Photoshop Lightroom 4」のリリースに先立ち、パブリックベータ版を公開することで不具合などのフィードバックを募る。今回のベータ版は日本語に対応し、ほぼ製品版と同様の機能を備えるという。3月末まで使用できる。

 対応OSはWindows Vista/7、Mac OS X 10.6.8~10.7。なお、「Photoshop Lightroom 3」では対応していたWindows XPおよびMac OS X 10.5は非対応となった。

 Photoshop Lightroom 4の主な新機能は以下の通り(ダウンロードページから引用)。

  • シャドウとハイライトの復元:撮影時に取り込んだ暗く潰れたシャドウ部分や、白飛びしたハイライト部分も、写真全体に影響を与えることなく個別に補正でき、ディテールも鮮明な美しい写真に仕上げることができます。ライティングに厳しい環境でも、Lightroomで素晴らしい画像制作が可能です。
  • 撮影した場所で写真を管理:写真を撮影場所ごとに簡単に整理・分類できます。新しい「マップ」モジュールでは、GPS対応のカメラで撮影した写真を、地図上のポイントから検索、表示することが可能。また、通常のカメラで撮影した写真に位置情報を埋め込んで、同様に管理することもできます。
  • そして、ビデオへ:写真の取り扱いと同じように、ビデオの編集や管理をすることができます。「ライブラリ」モジュールからファイルを選択し、写真同様のカラー編集がビデオに適用することができます。

 同ベータ版の公開に併せて、TwitterでつぶやくとPhotoshop Lightroom 4の製品版が抽選で4名に当たるキャンペーンを実施する。「@AdobeCS_jp」をフォローした上で、ベータ版で良くなった点やお気に入りの機能をハッシュタグ「#Lr4」およびキャンペーンページ短縮URL「http://www.adobe.ly/CSLr4beta」付きでつぶやくことで参加できる。詳細はキャンペーンページを参照されたい。




(本誌:武石修)

2012/1/11 15:22