「PENTAX Q」発表会フォトレポート〜外観写真40点を掲載
ペンタックスが23日に行なった発表会で撮影した「PENTAX Q」の外観写真などを掲載する。用意されていたのは試作機のため、画面表示なども含め製品版では変更の可能性がある点に留意いただきたい。
PENTAX Qは、1/2.3型センサーのイメージサークルに最適化したペンタックスQマウントを採用するレンズ交換式デジタルカメラ。レンズ交換式で世界最小最軽量としている。あわせて対応交換レンズも「高性能レンズシリーズ」、「ユニークレンズシリーズ」の5本を発表した。価格は標準単焦点レンズ付きのキットが7万円程度、標準ズームレンズも加えたキットが9万円程度の見込み。近日発売予定としている。
ペンタックスによると、ボディデザインはクラシカルなイメージといわゆる「ミラーレス」の先進的なイメージを融合させたもので、精密感、存在感を出すことがコンセプトとしてあったという。“クラシカル”のイメージも、ファッション性の意味でのレトロ感というより、精密機器の剛性感をイメージしているそうだ。
同時に発表した5本のQマウントレンズは「優先順位」で決まった5本といい、今後の課題としてマクロレンズや望遠レンズも視野に入れているとのこと。発表会場にあったシステム図には「高性能望遠レンズ」が予定として記載されていた。マウントの仕様公開について現段階では考えていないという。
発表会の質疑応答では、写真文化が広がる中にある“もっと綺麗な写真を撮りたい”という潜在的なニーズを踏まえ、「色々なチョイスを投入することは業界として正しく、意義のあること」とHOYAペンタックスイメージング・システム事業部長の井植敏彰氏が語っていた。
発表会の模様や製品の詳細については既報記事を参照されたい。
ペンタックス、「PENTAX Q」の発表会を実施ペンタックス、レンズ交換式で世界最小最軽量の「PENTAX Q」
ペンタックス、Qマウント用の交換レンズ5本
■製品外観
・ホワイトに「PENTAX-01 STANDARD PRIME」を装着
「PENTAX-02 STANDARD ZOOM」を装着。ビューファインダーはPENTAX-01用のもの |
・ブラックに「PENTAX-02 STANDARD ZOOM」を装着したところ
手のひらに収まるサイズ | iPhone 4(右)より長辺が短い |
使用バッテリーは「D-LI68」。側面から入れる | 記録メディアスロットはバッテリー室の反対側に搭載 |
クイックダイヤルにはエフェクトやアスペクト比変更などを割り当てられる |
パラメータ変更などに使うダイヤルをモードダイヤルの後ろ側に装備 | 再生画面のメニューはお馴染みのスタイル |
マグネシウムボディを採用 |
メイン基板(左上)とセンサーユニット(右上) |
ケースとストラップは3色を用意 | オプションのPLフィルター |
・交換レンズ
ブラックのボディに「PENTAX-01 STANDARD PRIME」を装着 |
PENTAX-03 FISH EYE。前玉のみSPコートを施した | 魚眼らしい歪みを得られる |
ブラックに装着したところ |
■発表会場の展示
一番手前がPENTAX Q |
「Auto110」(左)とPENTAX Q |
右がAuto110 |
PENTAX Qのシステム図 |
高性能望遠レンズを予定しているという |
2011/6/24 00:00