ライカ銀座店、オープン5周年記念のレセプションを開催
〜「M9ハンマートーンセット」の展示も
ライカ銀座店は16日、同店舗のオープン5周年を記念したレセプションを行なった。
ライカ銀座店 | 店内の様子 |
店内には5周年記念の最新モデル「ライカM9 ハンマートーンセット」を展示。サロンでは、ロバート・キャパ写真展「Ernest Hemingway by Robert Capa」を7月17日まで開催している。
ライカM9 ハンマートーンセット。100台限定で価格は119万7,000円 | トップカバーにはライカのクラシックロゴ |
シルバーの「エルマリートM F2.8/28mm ASPH.」が付属する | M9がモチーフの5周年記念ケーキもあった |
2階のサロンではロバート・キャパの写真展を開催中 |
同店舗は2006年4月に世界初の独ライカカメラ社による直営店としてオープン。最新機種はもちろんのこと、歴史的なライカの展示スペースを用意している。カスタマーサポートのほか、写真展を開催するサロンも併設。店内全体で“ライカの哲学を感じてもらえる場所”をコンセプトとしている。
6月10日に発売したGPS搭載モデル「V-LUX 30」(7万6,000円) | 日本限定の「C-LUX3 ちびまる子ちゃんモデル」もあった。価格は7万7,000円 |
ライカカメラジャパン代表取締役社長の福家一哲氏によると、オープンから5年の間には、初のデジタル版M型ライカが登場したのもトピックだという(2006年11月に「M8」が発売)。近年では20代を中心とした若年層や、女性層も多く訪れるそうだ。
ライカカメラジャパン代表取締役社長の福家一哲氏 |
Mシステムがライカの中心なのは変わらないものの、2010年1月に発売したAPS-Cセンサー搭載のコンパクトデジタルカメラ「X1」の登場も、そうしたユーザー層の拡大に影響しているという。X1はドイツ製で、カメラの基本機能にこだわって固定式レンズとそれに最適化したAPS-Cサイズの撮像素子を搭載したといい、画質は上級一眼レフカメラにも匹敵すると自信を見せる。
今後同店舗では、すでにユーザー向けに行なっているセミナーや「プレミアムプリント」といったサービスの充実をさらに図るなど、より定期的に足を運んでもらえる場所にしていきたいとしていた。
レセプションのお土産に配られたM9クッキー |
2011/6/17 12:50