サイバーリンク、ライブラリー機能付きRAW対応フォトレタッチソフトのβ版提供開始

~フィードバックの返信で製品版を無償提供

 サイバーリンクは5月31日、フォトレタッチソフト「PhotoDirector 2011ベータプログラム」の公開を開始した。無償でダウンロードできる。6月20日までにフィードバックを返信したユーザーには、製品版を無償提供するという。対応OSは、Windows XP/Vista/7。

PhotoDirector 2011ベータプログラム

 PhotoDirector 2011は、画像の管理機能も備える写真愛好家向けのフォトレタッチソフト。製品版のリリースに先駆けてベータプログラムを公開し、ユーザーからのフィードバックを受け付けるもの。ベータプログラムはインストールから90日使用できる。製品版のリリース時期や価格は未定。

 「インポートと管理」、「選択と最適化」、「エクスポートと共有」というワークフローを採用した。取り込んだ写真はライブラリーに保存でき、タグやフラグで検索などもできる。DNGおよび20社のRAWファイルをサポートする。

 画像の特定部分だけに適用可能な補正ブラシ、ホワイトバランス、ノイズ除去などのツールを搭載したほか、同社コミュニケーションサイト「DirectorZone」からプリセットの補正プロファイルをダウンロードして画像に適用することもできる。画像調整は非破壊で行なうため、履歴を辿って過去の状態に戻すことも可能。

 バッチ処理機能も有するほか、複数画像を並べての比較機能も充実させた。エクスポートと共有では、Facebook、Flickr、YouTubeに画像やスライドショーをアップロードできる。


(本誌:武石修)

2011/6/1 17:36