【CP+】マルミ、「マイカラーフィルター」新色を参考出品

　CP+2011でマルミ光機は、マイカラーフィルターの新色を参考出品した。発売時期、価格、具体的なフィルター径などは未定。

マイカラーフィルターの新色	新色の参考出品には、従来なかった55mm径も並んでいる

　マイカラーフィルターは、デジタル対応のプロテクトフィルターの鏡枠をカラー化した製品で、昨年のCP+2010でマルミが参考出品。その後製品化され、女性層や小径レンズを採用するミラーレス機の広がりなどにあわせてヒットした。

　今回の参考出品では、既存のパール調と異なるメタリックな色調と表面仕上げになっている。特にオレンジとパープルはこれまでなかった色で、現在でも要望が多いとのことだ。

　同時に、これまで見送られてきた55mm径のマイカラーフィルターも参考出品している。従来は37mm径、49mm径、40.5mm径、52mm。

　加えて49mm径のみ、シルバーカラーの参考出品も見られる。これはソニーNEX用E 16mm F2.8のカラーに合わせたもの。

49mm径の参考出品にのみ、シルバーが存在	昨年のCP+2010同様、マイカラーフィルターを大きくアピールしていた

枠の色だけでなく、もともとガラスのコートなどにもこだわりを持っていることをアピール

　そのほか参考出品として、DHG（Digital High Grade）シリーズのレンズブロテクターとPLフィルターに、それぞれ86mm径と95mm径を追加。従来の製品（マルチコート対応）でも選べたが、DHGの特徴であるデジタル対応のコーティングと薄枠化を果たした。

　また、DHG Super UV、ND16、ND32、ND64といったフィルター製品を参考出品していた。発売時期および価格は未定。

ND16やND32（現行はND2、ND4、ND8）や86mm径および95mm径のデジタル対応品を参考出品

PLフィルターで従来の95mm径（左）と比較。右が参考出品