シュナイダー、マイクロフォーサーズに参加表明

~“対応レンズに集中して活動している”

 シュナイダークロイツナッハ(Schneider-Kreuznach)は4日、マイクロフォーサーズシステムスタンダードグループに参加すると発表した。

マイクロフォーサーズシステム規格のロゴ

 7日現在、同社は具体的なマイクロフォーサーズシステム規格対応製品は発表していない。

 ニュースリリースの中でシュナイダーグループCEOのDr. Josef Staubは、「この規格には素晴らしい可能性があります。それは、レンズメーカーとしてコンパクトなデジタルカメラのためのオプションを簡素化および改良し、産業一般および私たちの素晴らしい機会を提供します。 私たちは対応するシリーズのレンズに集中して活動しています」と述べている。

 シュナイダークロイツナッハブランドのマイクロフォーサーズ製品が登場すれば、オリンパス、パナソニック、コシナに続く参入となる。

 マイクロフォーサーズシステム規格は、従来からのフォーサーズ規格よりもフランジバック短縮やマウント外径の縮小などで、カメラボディやレンズの小型化が可能だとするレンズ交換式デジタルカメラのマウント規格。2008年8月にオリンパスとパナソニックが策定した。

 シュナイダークロイツナッハは、1913年設立の光学メーカー。カメラ用レンズを始め、映写レンズ、産業用レンズなどを手がけている。




(本誌:武石修)

2011/2/7 13:00