ソニー、フルHD動画対応の光学ファインダー機「α580」「α560」を海外発表
ソニーは24日、デジタル一眼レフカメラ「α580」と「α560」を海外で発表した。欧州ではα580を2010年10月中旬、α560を2011年第1四半期に出荷開始としている。国内での発売は未定。
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24日に国内発表した「α55」および「α33」と異なり、光学ファインダーを採用したデジタル一眼レフカメラ。撮像素子にAPS-Cサイズ、有効1,620万画素(α580)または有効1,420万画素(α560)の「Exmor APS HD CMOS」を採用。感度はISO100からISO12800(連写合成時はISO25600まで)。2機種の違いは有効画素数のみ。
新たに最大1,920×1,080ピクセルのAVCHD動画記録に対応。最大1,440×1,080ピクセルのMP4記録も選べる。アクセサリーシュー部にステレオマイクと見られる穴が存在する。
6枚の連写合成でノイズを低減する「マルチショットノイズリダクション」や、2枚の合成を用いた「オートHDR」(α550から継承)といった連写合成機能を利用できる。また、2Dおよび3Dの「スイングパノラマ」に対応する。
AFセンサーは測距点数15点(中央部3点はクロスセンサー)のCCDラインセンサーになった。
ボディデザインは「α550」(2009年10月国内発売)をほぼ踏襲。α550の背面ファインダー右下に配置していたライブビュー拡大ボタンと置き換える形で動画ボタンを配置した。そのほかのボタン配置などはα550をほぼ継承している。
ライブビュー機能もα550を継承。専用サブセンサーを用いた従来の「クイックAFライブビュー」と、撮像センサーからの映像を使用する「フォーカスチェックライブビュー」(視野率100%、MFのみ)に対応する。
光学ビューファインダーを備える。ファインダーはペンタダハミラー式で、視野率約95%、倍率0.8倍。液晶モニターは3型92万ドットのチルト式で、上下のみ可動する。いずれもα550と同様。
連写速度はピントと露出固定で7コマ/秒、光学ファインダー使用で5コマ/秒、クイックAFライブビュー使用時に3コマ/秒。
対応記録メディアはSDXC/SDHC/SDメモリーカード、メモリースティックデュオなど。
撮影可能コマ数は光学ファインダー使用時に1,050コマ、ライブビューモードで約560コマ。
本体サイズはいずれも137×104×84mm。重量は約599g(本体のみ)。
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欧州でのα製品群。日本未発売のα850、α500、α390、α290もラインナップしている |
2010/8/24 20:17