シグマ、「17-50mm F2.8 EX DC OS HSM」ソニー用を8月13日に発売


17-50mm F2.8 EX DC OS HSM

 シグマは6日、手ブレ補正機構付き大口径標準ズームレンズ「17-50mm F2.8 EX DC OS HSM」のソニー用を8月13日に発売すると発表した。価格は8万6,940円。

 APS-Cサイズ相当の撮像素子に特化した「DC」シリーズの大口径標準ズームレンズ。手ブレ補正機構「OS」を搭載する。3月の「CP+2010」に展示していた。キヤノン用が6月11日、ニコン用が7月9日にそれぞれ発売済みで、シグマ用、ペンタックス用の発売日は引き続き未定。

 レンズ構成は13群17枚。新光学ガラスのFLD(“F”Low Dispersion)ガラス2枚を採用することで色収差を補正。グラスモールド非球面レンズ2枚、ハイブリッド非球面レンズ1枚により、非点収差や像面湾曲を補正した。手ブレ補正効果は約4段分としている。AF駆動は超音波モーターHSM(Hyper Sonic Motor)を使用する。

 最短撮影距離はズーム全域で28cm。最大撮影倍率は1:5。絞り羽根は7枚の円形。フォーカス時に前玉が回転しないインナーフォーカスを採用する。フィルター径は77mm。

 本体サイズは83.5×91.8mm(最大径×全長)、重量は565g(数値はシグマ用)。花形フード「LH825-03」が付属する。



(本誌:鈴木誠)

2010/8/6 12:06