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パナソニック、4/3型センサー搭載の業務用カムコーダーを開発発表


 パナソニックは12日、撮像素子にマイクロフォーサーズと同じサイズの4/3型MOSセンサーを搭載した業務用カムコーダー「AG-AF100」を開発発表した。2010年末の発売を目指す。米国ラスベガスで12日より開幕する「2010 NAB」に出品する。

AG-AF100 マイクロフォーサーズセンサー(写真はLUMIX DMC-G2の搭載品)

 同社の業務用AVCHD機器「AVCCAM」シリーズの新製品。フォーサーズ規格やマイクロフォーサーズ規格のレンズ交換式デジタルカメラと同じく、4/3型のMOSセンサーを採用した。4/3型センサーの搭載は、業務用カムコーダーとしては世界初としている。従来の同社製業務用カムコーダーは、1/3型や2/3型のセンサーを搭載していた。4/3型MOSセンサーの搭載により、35mmサイズの映画用フィルムキャメラ同様の被写界深度と画角を低コストで実現するという。

 搭載するセンサーは新規に開発したもの。パナソニックによると、「今後、スチルカメラおよびムービーキャメラのセンサー部材については共用化していく予定」という。

 AG-AF100ではこのほか、マイクロフォーサーズ規格のカメラマウントを備える。マイクロフォーサーズマウントのスチルカメラ用レンズが使用可能。変換アダプターを介してプライムレンズなどのシネマ用レンズも使用できる。

 記録フォーマットはAVCHD。最高画質のPHモードで、1080/60i、50i、30p、25p、24p、720/60p、50p、30p、25p、24pのフルHD動画記録に対応。ビットレートは可変(VBR)で平均21Mbps、最大24Mbps。音声入力は+48Vファントム電源対応のXLR出力×2。48kHz/16bit(2ch、リニアPCM/Dolby Digital)のデジタル音声記録に対応する。

 このほか、SDXCメモリーカードにも対応。HD-SDI出力、HDMI、タイムレコード記録、内蔵ステレオマイク、USB2.0端子などを備える。

 マイクロフォーサーズは、オリンパスとパナソニックが2008年8月に発表したカメラシステム規格。フォーサーズ規格と比べてフランジバックおよびマウント外径を縮小することにより、カメラボディおよびレンズを小型・薄型化。発表当初より「静止画と動画のボーダレス化」を謳っていた。パナソニックは2008年10月に初のマイクロフォーサーズ機「LUMIX DMC-G1」を発売。28日には「LUMIX DMC-G2」を発売予定。



(本誌:関根慎一)

2010/4/12 15:33