ジャングル、「Photomatix Pro 3.0」のWindows版アップデーター


Photomatix Pro 3.0

 ジャングルは1月29日、HDRイメージ作成ソフト「Photomatix Pro 3.0」(Windows版)のアップデーターを公開した。バージョン番号は3.2.7a。対応OSはWindows XP/Vista。

 更新内容は以下の通り。

  • 表示用カラー変換を相対的インテントに設定
  • 「HDRを生成-オプション」ダイアログをリサイズ可能にした
  • ノイズや色収差を減らす際のメモリー割り当て方法を改善
  • 「単一ファイルを変換」にある「ウォーターマークを削除」オプションのチェックを外した場合、ファイル名に接尾語を付加するようになった
  • 「設定-HDRを生成」ダイアログの「ホワイトバランス」と「HDRイメージのカラープライマリ」オプションに関する不具合を解消
  • バッチ処理で、自動ホワイトバランスが正常に適用されない不具合を解消
  • イメージファイル保存時にエラーが発生した際(HDD容量不足)、エラーメッセージを表示しなかった不具合を解消
  • JPEG形式で保存する際、書き込みエラーが発生してクラッシュする現象を解消
  • 「露出合成-イメージのズレを調整」で、サイズの大きなイメージファイルが正常に調整できない不具合の解消
  • 最後のセッションから記憶していた「ヒストグラム」ウィンドウの位置が、表示領域外に配置される現象を解消

 Photomatix Proは、段階露出を行なった複数の画像を合成することで、暗部から明部までを再現するHDR(ハイダイナミックレンジ)イメージを作成できるソフト。1枚のRAW画像からHDRイメージを作成する機能も搭載している。価格は1万8,711円。




(本誌:武石修)

2010/2/1 13:00