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カシオ、タフネスカメラ新ブランド「G'z EYE」第1弾
G-SHOCKのテクノロジーを投入 13mm相当の超広角レンズ搭載
2017年10月11日 18:34
カシオ計算機は、タフネスカメラ「GZE-1」を10月27日に発売する。価格はオープン。店頭予想価格は税込5万円前後の見込み。
エクストリームスポーツの撮影に適したタフネスカメラの新ブランド「G'z EYE」(ジーズアイ)の第1弾の製品となる。ダンス、BMX、スケートボード、スノーボード、サーフィンなどスポーツシーンでの使用を想定する。
4mの落下耐衝撃性能、50mの防水性能、IP6Xの防塵性能、-10度の耐低温性能を備える。衝撃に強い腕時計「G-SHOCK」やアウトドア向けセパレート型デジタルカメラ「Outdoor Recorder」シリーズで培ってきたノウハウを投入して開発した。
本体には随所にバンパーを配置したほか、G-SHOCK特有のボタンガードシリンダー構造と同様の構造を採用し、衝撃を緩和する。
撮像素子は1/2.3型で有効690万画素の裏面照射型CMOSセンサー。レンズは35mm判換算の焦点距離13mm相当、F2.8の単焦点タイプ。画角は190.8度(静止画時)。
記録メディアはmicroSDカードで、約14.8MBの内蔵メモリーも搭載する。
動画記録は最高でフルHD(30fps)。新たに動画撮影中の“見せ場”が来た瞬間にボタンを押すと、その瞬間を再生時に120fpsまたは240fpsのスローモーションに切り替えられる「ドラマチックスロー」機能を搭載した。
スマートフォン用アプリ「G'z EYE」も用意。無線LANで本体と接続することで、リモート撮影などが可能。シャッターボタンを大きく表示し、スマホの画面を見なくても押せるようにした。
また、液晶モニター付きのコントローラー「GEC-10」(2万円。税別、以下同)や液晶モニター無しのコントローラー「GEC-1」(6,000円)も用意する。なお、スマートウォッチのPRO TREK Smart「WSD-F20」(5万1,000円)でもレリーズや映像確認などが可能となっている。
そのほか、チェストマウントハーネス「GEA-1」(7,000円)、スタンド付カラビナ「GEA-2」(5,000円)、ジンバル「GEA-3」(5万円)といったオプションも用意する。
電源はリチウムイオン充電池「NP-150」。撮影可能枚数は約355枚。外形寸法は74.1×75.0×46.4mm。撮影時重量は約172g。