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シグマ、100-400mm F5-6.3 DG OS HSMの価格・発売日を発表

小型軽量な「ライト・バズーカ」 フードを掴んでの直進ズーム的操作も

株式会社シグマは、2月21日に開発発表していた望遠ズームレンズ「SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM」の価格と発売日を発表した。

発売は4月21日。希望小売価格は税別10万5,000円。キヤノン用、シグマ用、ニコン用(電磁絞り採用)を用意する。

本製品は、Contemporaryラインに属し、小型・軽量とコストパフォーマンスを追求した望遠ズームレンズ。

同社によると、基本性能の高さと高画質で好評だという「SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary」と比較して性能はそのままに、400mmクラスのズームレンズとしてはコンパクトなフィルター径67mm、重量1,160gを実現。

小型・軽量ボディに、加速度センサーを利用した手ブレ補正OS(Optical Stabilizer)機構、最新のアルゴリズムで高速なオートフォーカスを実現した超音波モーターHSM(Hyper-Sonic Motor)、フォーカスリミッターなど、超望遠レンズに必要とされる要素をすべて搭載した。

レンズ構成はSLD(Special Low Dispersion)ガラス4枚を含む15群21枚。レンズパワー配置の最適化により収差を補正。特に絞っても改善されることのない倍率色収差を重点的に補正し、ズーム全域で高い描写性能が得られるという。

素早くズーミングするために、直進式に操作しても問題ないように直進式ズーム対応の内部構造を採用した。最短撮影距離は160cm。最大撮影倍率は1:3.8で、望遠マクロ運用にも対応する。

マウント部分にゴムのシーリングを採用し、簡易防塵・防滴構造(シグママウントを除く)となっている。

絞り羽根は9枚(円形絞り)。最小絞りはF22。最大径×長さは86.4×182.3mm。

飯塚直

(いいづか なお)パソコン誌&カメラ誌を中心に編集・執筆活動を行なうフリーランスエディター。DTP誌出身ということもあり、商業用途で使われる大判プリンタから家庭用のインクジェット複合機までの幅広いプリンタ群、スキャナ、デジタルカメラなどのイメージング機器を得意とする。