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ソニー、ボディ内手ブレ補正対応のα6500を海外発表
5軸手ブレ補正が可能に サイズはα6300とほぼ同じに
2016年10月7日 12:47
ソニーは10月6日、ミラーレスカメラ「α6500」を海外で発表した。国内での発売は未定。北米では11月に1,400ドルで発売する。
APS-Cサイズセンサーを搭載するEマウントカメラ。新たにボディ内手ブレ補正機構を搭載し、レンズ側の手ブレ補正機構と併せた5軸手ブレ補正を実現した。ボディサイズは従来モデルのα6300とほぼ同じに収めた。
α7 IIシリーズ同様、手ブレ補正機構対応レンズを装着した場合にはレンズ側でピッチ軸とヨー軸を補正し、ボディ側で水平、垂直、ロール軸を補正する。効果は5段分とする。手ブレ補正機構非搭載レンズの場合はボディ側で5軸の補正を行う。同社のAPS-Cミラーレス機でボディ内手ブレ補正を搭載したのは初めて。
シャッターボタンを半押しするとライブビュー像が安定するが、手ブレ補正機構非搭載レンズでも有効となる。
画素数は2,420万、最高感度はISO51200でα6300と同じ。像面位相差AFとコントラストAFの併用や425点の位相差AFポイントも継承する。合焦速度は0.05秒という。4K動画の記録も可能。
新しいフロントエンドLSIや大容量バッファメモリを採用したことで、307コマまでの連写が可能になった。最高連写速度は11コマ/秒(HI+時)。
EVFは240万ドットのOLED。液晶モニターはタッチ操作に対応し、EVF使用時に液晶モニターをドラッグしてAFポイントを移動することもできる。
ボディはマグネシウム合金製。防塵防滴に配慮した設計とした。シャッター耐久回数は20万回。
Wi-FiおよびNFC機能も備える。