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Photoshop CCがアップデート、「コンテンツに応じた切り抜き」など追加
顔を変形するツールも パフォーマンスも向上
2016年6月22日 12:58
Adobe Creative Cloudのアップデートが6月22日に開始された。画像処理アプリのAdobe Photoshop CCにも、いくつか新機能が追加されている。
コンテンツに応じた切り抜き
5月31日開催の「デジタルフォト&デザインセミナー2016」で披露された新機能。
傾きを補正した画像に対し、これまで捨てていた周囲を補間しつつ復元することで、従来方式よりも画角を狭めることなく仕上げる。
傾きを補正した画像を矩形に切り抜くと、周囲に使用できない画素が生じる。
「コンテンツに応じた切り抜き」を使用すると、従来捨てていたエリアを補間して再現。画角が狭くならない。
ゆがみフィルター「顔」ツール
「ゆがみフィルター」に「顔ツール」が追加。モバイルアプリ「Photoshop MIX」の機能をCCに移植にしたもので、顔認識技術を利用している。
認識した両目、鼻、口などを拡大/縮小、変形、移動などが可能だ。
パフォーマンス
アプリ起動とファイルオープンの高速化を実現。フォントメニュー表示も4倍高速になったという。
加えて、「コンテンツに応じた塗りつぶし」の精度が向上したとのことだ。
その他
選択範囲とマスク作成のための独自のワークスペースを用意。選択範囲が識別しやすく、作業効率が上がりそうだ。
以上、主な新機能を紹介した。
デジカメ Watchでは近日にも、Lightroom CCの新機能「ガイド付きUpright」を含めたAdobe写真アプリのアップデート内容を詳しく検証する記事を掲載する予定だ。