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マンフロット「797 Modopocket」

〜コンパクトデジカメを支える堅牢なスタビライザー

797 Modopocket。実勢価格は2,980円前後
 コンパクトデジタルカメラを携行しての旅行、あるいはちょっとしたお出かけの際には、小型三脚があると便利だ。特に最近はスリム型のコンパクトデジタルカメラも多くリリースされているので、直置きしてセルフタイマーを使用する際など、ちょっとした拍子にカメラが倒れるということも起こりうる。また、コンパクトなだけに、ブレも起こりやすい。

 こうして改めて考えてみると、コンパクトデジタルカメラを使用するにあたって、三脚を必要とするケースは結構あるように思える。それに、せっかく買うなら、何かひと工夫あるものにしたいものだ。

 マンフロット(Manfrotto)の「797 Modopocket」は、そういうときの選択肢として有力な一品だ。マンフロットといえば、造りが良く高級感のあるテーブルトップ三脚で有名なイタリアのメーカー。今回の製品は三脚と呼ぶには少々独特なデザインではあるが、さっそく使ってみた。


赤い1/4インチネジが特徴的。カメラ底面に接する面には滑り止めを備える
 素材はアルミニウム製。折り畳んだ状態での外寸は64×36×6mm(幅×奥行き×高さ)。使用時の高さは約30mmになる。重量は55g、最大耐荷重は500g。折り畳んだ状態では一般的な名刺サイズより一回り小さいので、使用しないときは鞄に放り込んでおいても邪魔にはならないだろう。

 ただし、折り畳んだ状態であっても1/4インチネジが飛び出した形になっているので、鞄の内壁や中身を傷つける可能性がある。カメラに装着しっ放しにするか、ハンカチか何かでくるんでおくという対策が考えられる。重量も55gと軽いので、装着したままでも特に違和感なく扱えると思う。


 さっそくカメラに装着してみることにする。まず、マンフロットのロゴマークがあしらわれたベロの部分をつまんで、交互に畳まれている脚の片方を、ヒンジ部を押さえつつ持ち上げる。

 かなりしっかりとした作りになっているらしく、初めて開く時は少し力を入れないと固くて開かなかった。筆者のやり方としては、ベロの部分は持たずに、ラバーの部分を持って開いた方がやりやすかった。

 両方の脚を開くと、脚と脚の間に取り付けられた紐がピンと張る。この紐が張る程度の開き具合が、小型三脚として使う際にバランスの取れる目安なのだろう。

 カメラの三脚穴に取り付け、立たせる。硬めのラバーがしっかりとグリップしてくれている印象で、安定感がある。脚を傾けることによって角度も調節できるが、傾きは前後または左右の一方向のみだ。それでも直置きで撮るよりはアングルに変化をつけられるので、出先でセルフタイマーを多用する人には便利だろう。


ヒンジ部の固定力は強く、留めようと思った場所でピタリと留まる 脚部に取り付けられた紐によって、脚同士の距離が一定に保たれる

カメラへの取り付けにはコインなどを使用 ネジの留め位置は無段階で調節できる

装着例。ネジを緩めれば横向きにもできる 横向きにすれば、上下方向に角度をつけることができる

 Modopocketは、三脚メーカー製らしく、カメラに装着したままプレートとして三脚の雲台に取り付けることもできるが、最大耐荷重は500gということで、デジタル一眼レフカメラでの使用は厳しいかもしれない。雲台に取り付けるプレートとしての使用に限定するなら問題ない。


脚を閉じた状態でカメラに装着する 雲台に取り付けたところ

 多くの小型三脚が1,000〜2,000円で市販されているところに実勢価格3,000円前後と、価格は少々高めだが、造りは見た目以上にしっかりしているし、デザインのユニークさや実際の使い勝手など、きちんと考えられていると思う。細部に作り手のこだわりを感じる一品である。マンフロットファンにもおすすめだ。



URL
  ボーゲンイメージング
  http://www.bogenimaging.jp/Jahia/
  マンフロット
  http://www.manfrotto.com/
  製品情報
  http://www.bogenimaging.jp/Jahia/site/bijp/lang/ja/pid/17378/

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ボーゲンイメージング、Manfrottoのカメラ用小型スタンド(2008/04/21)


( 本誌:関根慎一 )
2008/08/06 00:09
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