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マーキュリー「CX-3000」

〜武骨なデザインながら多機能なクランプ三脚

 三脚といえば「三本の脚で自立し、カメラを支えるもの」というのが、本来のカタチと思うが、最近ではさまざまなスタイルの製品が出てきている。特にミニ三脚の分野では「巻き付ける」、「挟み込む」といったスタイルで、持ち運びのコンパクトさと、使う場所での設置場所の選択の広さを両立させているものがある。今回取り上げた「マーキュリーCX-3000」(4,980円)もそのような製品のほとつだ。

 「MULTI CLAMP POD」と説明書に書かれているが、3本の脚で自立するだけでなく、さまざまな場所にクランプしてカメラをセットできるという。


クワガタのツノのようなデザインが印象的な、クランプ部分。クランプ自体は金属だが、石突部はゴム、クランプ内側にはプラスチックのパーツが使われている
 マーキュリーCX-3000は、クワガタのツノのような2本の脚で「クランプ」することによるポールやテーブルなどへの設置と、中央脚を含めた3本脚でのテーブル三脚、さらに他の三脚への取り付けとさまざまな使い方ができる。

 クランプ部分は内側が凸凹した形状で、ポールや板状のものを挟み込んで固定する。最大10cmの幅まで対応できるという。クランプの幅はクランプ中央部のダイヤルで調整、さらに左側の脚にある「クランプロックつまみ」を回すことで、脚のクランプ部分が動き、つかみこむように固定する。クランプ部分はしっかりとした金属製でずっしりと重い。木のテーブルに挟んで固定しても傷つけないように、クランプの内側はプラスチックやゴムでカバーされている。金属が直接触れないので、挟む相手に傷はつかないだろう。


中央脚を裏側から見たところ。脚の中央に三脚取り付け用のメスネジとビデオピンの受け穴が開けられている
折りたたむとフラットになる。ずっしりと重量感はあるが、カメラバッグの中には収まりそうだ

木のテーブルにクランプで取り付けてみた。まず、クランプを挟む相手の幅に合わせ、ダイヤル状の脚ロックつまみを回す
左脚のクランプロックつまみを回すことで、左脚のクランプ部が動き、しっかり固定される

カメラを取り付けてみた。耐荷重1kgということで、中級デジタル一眼レフにも十分対応できる クランプできる最大サイズが10cmのため、ポールにも固定できる

 実際に使ってみると、クランプする脚の幅を調整して脚ロックつまみを回す間、脚の幅が固定されないので、片手で挟む幅に合わせた脚部を支えながら、もう片方の手でつまみを回す、という作業がやや煩雑である。テーブルに取り付ける場合、テーブルの面にゴムでできた凸面を接触させ、左脚のダイヤルを回していけば、しっかりと固定できる。

 耐荷重は1kgということで、中級デジタル一眼レフにも対応できるが、きちんと取り付けができていればこそのことなので、カメラを載せる前に固定力が出ているかどうか、確認する必要がある。


中央脚には穴が開いており、なにかに引っかけて使える。この場合、2本の脚で角度を調整できる
自動車のウインドウを挟んでカメラをセット。出かけた先での撮影に使えそうだ

28mm以上のパイプの太さがあれば、三脚のパイプにも固定できる
中央脚下にある取り付けネジを使えば、三脚上でカメラを真下に向けてセットできる。俯瞰撮影に便利そうだ

 クランプ部は太いパイプに対応するので、さまざまなシチュエーションで使える。細いパイプは28mm以上に対応するので、中型クラス以上の三脚の脚パイプに取り付けることもできる。他にも自動車のウインドウを挟み込んだり、横に突き出たポールに引っかけたりしても使えるので、あらゆる場所にカメラがセットできる可能性が拡がるユニークな製品だ。

 ずっしりとした重さがあるが、重量は800g。カメラバッグに入るサイズなので、野外での撮影で三脚が持ち運べない状況でも、便利そうだ。



URL
  メトリックス
  http://www.metrix-jp.com
  製品情報
  http://www.metrix-jp.com/tripod_5.html


( 木村 英夫 )
2007/08/28 00:00
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