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デルセー「ODC33」 |
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～見た目より高い収納力の中型カメラバッグ
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小型カメラバッグの「ODC21」は、従来シリーズの「PRO5」と類似したラウンドデザインだが、今回チェックした「ODC33」(14,700円)は、デザイン的には「普通のバッグ」に近い角型である。シリーズ中型のバッグということで機材の収納能力がアップされているところから、より多くの交換レンズを入れて持ち運びたいという用途に向いているだろう。
ファスナー式のフタの開閉が、一般的なカメラバッグのようにバッグ外周に沿ったものとなり、開口部が大きく、出し入れしやすくなっている。また、面ファスナーによる仮止めでもフタが固定でき、撮影場所で素早くカメラの出し入れがしやすくなった。 外観からは、フロントポケットの下部に縫い目が見られるせいか高さが感じられないのだが、内部はかなり深く、80～200mm F2.8クラスの大口径望遠レンズが縦方向に収納可能。コンパクトなわりにボディとレンズ4本が十分収まり“どうしてもサブボディーが必要”という場合や“PCを入れたい”というケースでもない限り、満足できる収納力を実現している。 ODC33はほかのデルセーカメラバッグと異なり、角型のスタイルでサイドポケットがないためか、デザイン上ではいたって普通のバッグに見える。しかしチェックしたモデルの「グレー」という生地色は、少しウォーム調でおしゃれさを感じさせるものだ。
ポケットに関しては、小型バッグのODC21のようなサイドポケットがないため、フロントと背面の2カ所ということとなり、少ないように感じる。ただ、本体内部に着脱式のメモリカードケースとメッシュポーチが付属しており、デジタル一眼レフの必需品であるメモリカードとバッテリーを本体内部に収納することができる。 背面ポケットはA4サイズの書類などを入れるには小さいが、地図や取説などを入れるには十分そうだ
バッグを手提げで持ち運ぶためのハンドルは、ショルダーストラップを取り付けるDリングにつけられており、カブセ式のフタ部分に力がかからない構造だ。ハンドル部の持ち手にもネオプレン素材を使っている。
フラップ式のフタを持つODC33は、ほかのデルセーカメラバッグのように“ファスナー部分から水が内部に入りそう”という心配は少ないように見える。しかも、きちんとレインカバーが標準装備されている。雨が多い季節でも安心して使える造りである。 見た目のコンパクトさの割に、高い収納能力が魅力のODC33。デザインよりも機能性のバッグだが、グレーのカラーがヨーロッパブランドらしいほかのバッグとは違うイメージを出している。 ■ ＵＲＬ 共同写真用品 http://www.kpsnet.co.jp/ 製品情報 http://www.kpsnet.co.jp/contents/body/original/originalbody/delsey/odc/odc.html （ 木村 英夫 ） 2007/02/15 01:01
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