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デジタルフォトプレーヤーV201

カードリーダーにもなるデジタル写真立て

価格:25,200円

 株式会社アワードスタイルが発売している「デジタルフォトプレーヤーV201」は、いわば「デジタル写真立て」だ。2.5型TFT液晶ディスプレイとSDメモリーカード/MMC/メモリースティック/メモリースティックPROスロット、CFスロットを備えており、メモリカード内の写真をスライドショー再生する製品だ。ただし、メモリースティックデュオアダプタには対応していない。また、CFスロットのカードのほうが優先される。

 また、USBポートも備えているので、PCと接続するとカードリーダーにもなる。対応するOSはWindows Me/2000/XP、Mac OS 9.2以上となっている。

 概要を説明するとこれだけ。「スライドショー再生機能付きカードリーダー」ともいえるだろう。いたってシンプルな製品構成だが、機能も実にシンプル。メモリカードを差し込むと内部に記録された画像をひたすら再生するだけだ。

 スライドショーのトランジション(画像の切り替わり効果)は何種類か用意されているが、どの効果を使うかを設定することはできない。ただし、切り替わりの間隔を5秒/10秒/30秒/5分/1時間/1日に変更することはできる。スライドショー中に画像の切り替わりを止め、同じ画像を表示し続けたり、手動で画像を送ったり戻したりすることもできる。が、操作に対するレスポンスはやや遅いので、スライドショー専用としておくのが無難だろう。


背面にCFとSD/MS/MMC対応スロットがある。どちらも取り出しレバーやポップアップ機構が無いので、カードを取り出しにくい
側面にUSBポート。その下がACアダプタ端子

 対応する画像形式は600万画素までのJPEGで、推奨解像度は480×234ピクセルとなっている。編集部で試したところ、600万画素のデジタル一眼レフで撮影した画像をそのまま再生することができたが、800万画素や1,200万画素のカメラで撮影したものはだめだった。

 ディスプレイは約11万画素で表示色数が65,000色。視野角が若干狭く、発色が浅めなのが気になったが、置く場所をうまく決めれば問題ないだろう。輝度は200cd/平方mで、オフィスのように明るいところでも十分に鑑賞できる。

 透明/不透明の素材を組み合わせた外観はなかなかスタイリッシュで、しかも置く場所を選ばない。小容量のあまったメモリカードに、480×234ピクセルに最適化した画像をたくさん詰め込んで、リビングルームなどでスライドショー再生させておくという使い方が、この製品に一番似合っているように思われる。



URL
  アワードスタイル
  http://www.award-style.com/
  製品情報
  http://www.photoplayer.jp/

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( 本誌:田中 真一郎 )
2005/12/06 00:28
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