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レンズベビー2.0

よりグレードアップした「レンズの赤ちゃん」

FinePix S2 Proに装着したレンズベビー2.0。価格は19,950円。対応マウントはキヤノンEF、ニコンF、ペンタックスK、コニカミノルタα、フォーサーズ
 今年の春のPMAで発表され、掃除機のホースのような簡易蛇腹で話題を集めた「レンズベビー」。その進化バージョン「レンズベビー2.0」がこの秋発表された。

 2.0での主な変更点は、初代レンズベビーがF2.8だったのに対し、F値が2となったばかりでなく、レンズがガラスになったこと、絞り板の取り付け方がマグネット式となったこと。

 外観では、レンズ前面に「2.0」の表記がついた。しかも2カ所ある。米国のメーカーらしくアピールが派手なのだろうか。また、レンズ表面のコーティングの色が変わり、青っぽい反射が見られるようになった。

 レンズに絞り板を固定するための「鉄でできたポッチ」が、レンズ前面の周囲に3カ所見える。絞り板はゴムのような質感だが、おそらくこちらがマグネットになっているのだろう。

 操作は従来のレンズベビーと同じく、レンズ部分を持って前後してピントを合わせる。蛇腹を縮めるとレンズがカメラ側に近づいてくるので、無限遠にピントが合う。取り扱い説明書によると、縮めないと「30cmの位置にピントが合う」とあり、遠くにピントを合わせるには、レンズ部を少しカメラ側に押さえるようにする。焦点距離は35mm判換算で55mm相当。


ピントがあったところで蛇腹をアオると、画像に流れができる。実際にはほんの少しアオるだけでよい 付属品。フロントキャップはメタル製。「2.0」の文字が誇らしげだ。絞り板は絞り板交換スティックと一体のケースに収納する 絞り板はマグネット式。レンズを上に向け、落とし込んで固定する。外すときは付属の交換スティックで絞り穴部分を持ち上げる

 製品の仕様で大きく変わったのが「絞り板」の交換方式。F値が明るくなったのはいいが、その分描写がソフトになるので、状況によっては絞り板を入れて使いたい。絞り板はF2.8、F4、F5.6、F8が付属する。

 ところで、初代レンズベビーは合皮製の絞り板を入れ、ゴムのリングで上から押さえる構造だった。絞り板の交換時にレンズを傷つけそうで結構スリリングだったため、積極的に絞り板を付けたり、外したりしづらかったのだ。レンズベビー2.0ではマグネット式により、気軽に絞り板の付け外しができる。この改善は歓迎したい。


インプレスダイレクトで「月刊デジタルカメラマガジンオリジナルデザイン」のレンズベビー2.0を予約受付中
 今回はニコンマウント用を選択したため、D70、D100、D50、FinePix Sシリーズなど、ボディによっては露出計が働かない。この場合は何回か試し撮りをして、ヒストグラムを見ながら露出を決めていく。レンズ自体は35mm判フルサイズの撮像素子もカバーするので、フィルムカメラはもちろん、キヤノンマウントならばフルサイズデジタル機のEOS 5Dでも使用できる。

 おもちゃっぽい質感と、指先でピントを合わせる感覚がとても不思議なレンズだが、他人とひと味違った写真を撮りたい人には、是非一度手にとっていただきたい、そんなレンズだ。

※作例のリンク先は撮影画像をコピーしたものです。
※写真下の作例データは、機種名/記録解像度/露出時間/絞り値/ISO感度です。


レンズベビーで「ベビー」を撮る、というシャレ。顔に向けてアオることで下半分に流れを作った
FinePix S2 Pro / 4,256×2,848 / 1/90秒 / F2 / ISO100
絞り板を取り付けてF5.6で撮影してみた。ソフト描写が抑えられ、周辺部のみ、ソフトな描写となる。絞りによる描写の変化を前モデルよりも気軽に楽しめる
FinePix S2 Pro / 4,256×2,848 / 1/30秒 / F5.6 / ISO100

秋の紅葉のイメージをソフトな描写でとらえてみた。絞り板を取り付けないF2での撮影。日陰でも速いシャッターが切れた
FinePix S2 Pro / 4,256×2,848 / 1/180秒 / F2 / ISO100


URL
  銀一
  http://www.ginichi.com/
  レンズベビー(英文)
  http://www.lensbabies.com/

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銀一、アオリ撮影可能なトイレンズ「レンズベビー2.0」(2005/07/28)


( 木村 英夫 )
2005/11/15 16:14
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