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ケンコー「ミラーレンズ500mm F8」

超軽量・コンパクトな500mm超望遠レンズ

ケンコーの500mmミラーレンズ。実勢価格は20,790円
 「ミラーレンズ」または「反射望遠レンズ」は、カメラのAF化で時代に取り残されたレンズ形式である。レンズと2枚の反射鏡を組み合わせた光学系のレンズで、コンパクトに長焦点レンズを作れるのが特徴。ほかにも、一般の超望遠レンズに比べて最短撮影距離が短いことと、背景のボケが独特の「リングボケ」になることが挙げられる。

 かつては各メーカーとも数種のラインナップを持っていたが、現在ではAF化を実現したコニカミノルタの「AFレフレックス500mm F8」(現在は販売休止)がまだ新しいくらいで、ニコン、ペンタックスの数本はMF用として以前に設計したものをラインナップ中に残している程度である。

 こうした状況の中、ケンコーが通販限定でミラーレンズを販売。しかも2万円台とかなり安いことを知り、テストしてみた。


とても500mmの超望遠レンズとは思えないコンパクトさ。前面のフィルター径は72mm。大口径標準ズームよりも小さい カメラマウントはTマウント交換式。電子接点などは全くない 最短撮影距離は1.72m。500mmレンズにしてはかなり短い。最大撮影倍率は1:2.7倍なので、クローズアップ撮影にも対応できる

 ケンコーのミラーレンズは歴史が古く、20年くらい前に「写真映像用品カタログ」にクリーム色の鏡筒の500mmと350mmのミラーレンズを載せていた。

 今回テストをしたミラーレンズは「小ささにこだわった」ものらしく、昔「中望遠レンズ並のサイズの超望遠」で出していたミノルタの250mm F5.6ミラーレンズほどではないものの、500mmとはとても思えないサイズである。高校生時代、レフレックスニッコール500mm F8を使っていた立場からすれば「同じスペックなのにどうしてここまで小さいの?」と不思議になる。

 なお、ニコンF80ベースのボディ(D100、D70、FinePix S2 pro/S3 pro)では、露出計すら作動しない。今回はFinePix S2 Proを使用したので、すべてマニュアル露出で撮影しているが、F8と暗いこともあり、ファインダーの合焦マークもあてにできない。

 ミラーレンズの懐かしさから試用してみたが、やはり価格相応といった印象。ただ、軽さ、コンパクトさは驚異的で、低価格でなおかつ「超望遠」を必要とする人なら持っていて損のないレンズであろう。

※作例のリンク先は撮影画像データをコピー後にリネームしたものです。マウスクリックで撮影した画像が別ウィンドウで表示されます。


近所の犬が散歩していたので撮らせてもらった。とはいっても8m先くらいなので、犬はこちらをそれほど意識していない かなり近距離での撮影。残念ながら値段なりというところか「シャープさ」が足りない。背景のリングボケはややわかりにくい

川向こうの花を撮影。背景が暗いからか、リングボケがよくわかる。このように画面が整理できていない状況では「ウルサク」感じる このレンズの無限遠は温度による収縮を考え、突き当たりは無限を超えた位置になっている。そのため遠景もファインダーでピント合わせをする必要がある


URL
  ケンコー
  http://www.kenko-tokina.co.jp/


( 木村 英夫 )
2005/04/27 00:26
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