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ベルボン「RUP-43」

自由雲台が付いたお買い得の一脚

D100と80-400mm F4.5-5.6を装着
 個人的に一脚といえばスポーツ写真家や山岳写真家のイメージが強く、「望遠レンズで流し撮り」などの姿が思い浮かぶ。そうしたプロの使う一脚は脚部が太くていかにも頑丈そうだが、値段も1万円から2万円コースとなる。一方、私の用途としては、R-D1と広角レンズ、またはD100と標準ズームがメインでスナップ時、「もう少し明るければ」、「もう少し絞れれば」といったときに備えて持ち歩くこと。明るいレンズを1本買って持ち歩けば済みそうな話だが、それはそれとして、今回は1万円以内でそれなりに使えそうな一脚を探してみた。

 購入したのは、このジャンルで売れ筋といわれる「RUP-43」。自由雲台が標準で付いていることが特徴で、しかも既成の自由雲台が付属する“セット商品”ではなく、本体に装着されて外せない。つまり、雲台の交換が不可能ということになる。その分、それなりの品質の一脚と自由雲台を個別に買うよりはお買い得で、そのあたりが人気なのだろう。ヨドバシカメラ錦糸町店での販売価格は5,290円だった。

 脚部自体は、雲台なしのレバーロック式の4段伸縮タイプ「RUP-40」とほぼ同一。全高1,637mm、縮長530mm、脚径26mmと、低価格な一脚にしては少々ヘビーな仕様だ。表面塗装をはじめ、見た目も意外に重厚。脚部はそれなりにしっかりしており、私の装備ならこれで十分だ。石突側の4段目も太く、よほど力を加えても簡単にはたわまない。そのあたりは携帯性重視の5段や6段の製品より安心感は高い。


縮長は縮長530mm 雲台部

 パイプやロックの動作もスムーズで、伸縮時の音も比較的静か。また、機動力が期待される一脚とレバーロックの相性は良い。慣れれば高速なセッティングが可能だ。また、金属製の脚部が冷たくなる冬場は、ウレタン製のグリップがありがたい。

 石突はゴムカバーをかぶせたシンプルな設計。吸盤など凝ったタイプではない。しかし、濡れてさえいなければ、ガラス床でもリノリウムでも滑らないのは経験済みだ。また、主にアスファルトの上で使っているが、ゴムはほとんど磨り減っていない。

 問題の自由雲台だが、思ったより滑らかでしっかりしている印象。もちろん操作感は、大きなボールヘッドの高級品とは比較にならないが、締め付けネジの動作も含め、大きな不満はない。縦位置への切替もすばやくできる。試用して4か月目だが、上記した私の装備の場合、適当に締めたとしても、安物の自由雲台のように、いきなりクタっと首を落とすようなことはまだない。ただし、試しに総重量約2kg強のD100およびAi AF VRズームニッコールED80-400mm F4.5-5.6G(IF)を載せてみると、さすがに重いのか、相当強く締めなければ危ない。プロが太い一脚と大きな自由雲台を使う理由が分かる。

 欠点はまず、雲台を取り替えて遊べないこと。こればかりはあきらめるより仕方がない。また、縮めても普通のカメラバッグにはまず入らないので、移動時には抜き身でぶら下げるか、バックの三脚ホルダーなどを利用することになる。バッグ内に収めたいなら、脚径の太さを忘れ、5段や6段タイプを試すのも手だろう。



URL
  ベルボン
  http://www.velbon.com/jp/
  製品情報
  http://www.velbon.com/jp/catalog/monopods/rup43/rup43.html


( 折本 幸治 )
2005/04/21 01:13
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