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駒村商会「ExpoDisc」

ホワイトバランスが「簡単」「完全」に取れるフィルター

ExpoDiscは、ネックストラップで、首から吊して持ち運べる
 「簡単にホワイトバランスがセットできる」という触れ込みで、アメリカ製のホワイトバランス調整用フィルター「The ExpoDisc」が輸入開始されたので、早速使ってみた。今回試用してみたのは、72mm径のもの。価格は17,640円。輸入元は駒村商会。

 デジタルカメラでは、被写体の本来の色を引き出すのに「ホワイトバランス調整」が不可欠である。フィルムカメラ時代は、「光源に対する色補正」を行なうためのフィルターが必要不可欠であり、そのフィルターの選択に、勘や経験が必要であった。デジタルカメラでは、カメラに搭載されている「ホワイトバランス」の機能で、これらの色補正のフィルターが不要になった。

 ただ、より厳密な色補正を行なおうとすると、カメラに搭載されている「蛍光灯」「白熱灯」などモードによる色補正では、本来の色が出なかったり、過剰に補正されたりといったことがあった。カメラによって自動的にホワイトバランスがセットされる「オートホワイトバランス」機能もあり、デジタル一眼レフの進化とともに精度が高くなってきているが、これも「確実」とは言い難い。

 そこで、デジタルカメラの機能のひとつである「カスタムホワイトバランス」で光源に対するホワイトバランスをセットし、撮影するのが最も確実である。反射板や白い紙などで今までは「カスタムホワイトバランス」をセットしていたが、反射板は持ち運びがかさばったり、白い紙のつもりでホワイトバランスをセットしても、表面のテカリなどで微妙に色が違ったり、ということがあった。そこで、このExpoDiscに興味津々だったのである。

 ExpoDiscは、レンズのフィルター径に合わせて、6種類(58mm〜82mm)が用意されている。ExpoDiscにはネックストラップが装備されていて、首から吊して持ち運べる。カメラに付けるときは、ワンタッチで取り外しができるコネクターから取り外してレンズにセットする。カメラの設定を「カスタムホワイトバランスのセット」とし、取り付けた状態で光源を撮影。カスタムホワイトバランスを記憶させる。

 フィルターといっても、ネジ込んで装着するわけではなく、通常のフィルターならオスネジがあるはずの所に、3カ所「ボールベアリング」が飛び出している。レンズのフィルターネジに押しつけるようにすると、カチッ、という手応えで、はめ込むことができる。前側に引っ張るとそれほど固くなく取り外しができ、大変精度よくできていることがわかる。レンズに取り付く側は乳白色の平板となっている。

 ExpoDiscの表面は、クラシックカメラに搭載されていた「セレン光電池式露出計」のような、細かいレンズが並んだようなカタチになっている。和文の説明書によると「ニュートラルな拡散フィルターであり、環境光を集めて平均化」しているとのことである

 このExpoDisc 1枚で、今までの複数のフィルターや、やや大げさな「ホワイトバランス用反射板」の代用ができるとは大変便利だ


ボールベアリングでレンズ先端にはめ込む ExpoDiscの表面
フィルムカメラを使っていた頃の「色温度補正フィルター」、「色補正フィルター」、デジタル一眼を使い始めてから、今も使っている他の用品メーカー製の「ホワイトバランス用反射板」と並べてみた

 蛍光灯の光源となる室内で、子どもを撮影してみた。カメラ(富士写真フイルム FinePix S2 Proを使用)に内蔵されている各ホワイトバランスモードと、ExpoDiscによるカスタムホワイトバランスの比較だ。


オートホワイトバランスを使用すると蛍光灯の「緑がかった色味」が残る結果となった
白色蛍光灯に対応するモードとすると、補正過剰な感じで、ピンクが強くなった

ExpoDiscを使用し、カスタムホワイトバランスを設定。ナチュラルな色味を再現できた
間に合わせでやってきた「紙によるカスタムホワイトバランス設定」を比較としてやってみたところ、やや黄色っぽくなった

 簡単で自信を持ってホワイトバランス設定ができるExpoDisc。今回の試用の結果は十分満足のいくものだった。取り付けの感触など、モノとしてよくできていたことも付け加えたい。



URL
  ExpoDisc(英文)
  http://www.expodisc.com
  駒村商会
  http://www.komamura.co.jp
  製品情報
  http://www.komamura.co.jp/expodisc/index.html


( 木村 英夫 )
2005/03/07 00:01
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