デジカメ Watch
連載バックナンバー
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[2009/05/12]

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~進化した定番デジカメ向けGPSキット
[2009/04/17]

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~中国ブランドのカーボン三脚を試す
[2009/03/02]

~固定式液晶モニターをバリアングルに
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~FlickrやPicasa対応のデジタルフォトフレーム
[2009/01/30]

~シャープなデザインになったカジュアル系定番バッグ
[2009/01/29]

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[2009/01/23]

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[2009/01/16]

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~デジタルカメラで赤外線撮影を実現
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[2009/01/05]


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2007年

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2004年

ピクトリコシリーズ

~サードパーティ製インクジェット用紙のスタンダード

ハイグロスペーパー
 撮影した写真を自宅のインクジェットプリンターで出力する時に、どんな用紙を使っているだろうか? もちろんメーカー提供のプリンタープロファイル/用紙設定が使える純正紙も悪くはない。しかし同じデータを使い、同じプリンターで出力しても、純正紙ともまた違った雰囲気を持った仕上がりを出してくれるサードパーティ製の用紙もいろいろある。

 中でも愛用者が多いのが「ピクトリコ」シリーズ。旭硝子が開発した特殊なコート技術を採用したピクトリコは、インクの吸収速度が速い、シャープな円形のドットを形成する、インク受容層が透明である、耐水性、耐候性が高いなどの特徴を持っている。

 そのためにじみが少なく濃度が高い、銀塩写真に近い仕上がりができると評判だ。写真でいうところの、いわゆる光沢紙仕上げにはハイグロスフィルムかハイグロスペーパーがいい。絹目調ならばフォトグロスかベルベッティがお薦めだ。特に最もクオリティが高いとされる「ハイグロスフィルム」は紙ではなくポリエステル製。

 パールという比喩が正しいほど高い光沢をもち、しっとり濃いプリントが仕上がる。印刷用の反射原稿として使う事も可能なため、カメラマンの中にはデータでなくハイグロスフィルムのプリントで入稿をする人も多いという。

 使うときには必ずピクトリコのWebサイトでプリンタプロファイル/用紙設定を確認しよう。特にEPSON PM-4000PX、PX-7000、PX-G900ユーザーは専用のICCプロファイルがダウンロードできるので、ぜひ利用したい。


ハイグロスフィルム フォトグロス ベルベッティ


URL
  SOCIO PICTORICO
  http://www.pictorico.co.jp/


( 保坂 昇寿 )
2005/01/25 00:41
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