トピック
準備から完成までを体験! グループ展に自分の写真で挑戦する
A2プリントの迫力と純正用紙の高品質 現在「カメラのキタムラ」で展示中
- 提供:
- エプソン販売株式会社
2026年3月20日 21:12
弊社インプレスが運営する写真SNS「GANREF」では、メンバーが写真展を開催する「カメラのキタムラで飾る! GANREF流・写真展ワークショップ 高松・高松南店編」を開催した。
カメラ店のギャラリーで実際に作品を展示するための過程が学べるワークショップとなっており、選ばれた5名のGANREFメンバーが出展した。ここでは準備から完成までの道のりをレポートする。写真展は4月5日(日)まで開催されている。
オンライン講座で写真展の基礎を学ぶ
選考を経て選ばれた参加者は「クロさん」さん、「じおぱーくん≒四国の人R」さん、「ポレポレ」さん、「まさろん」さん、「ゆりと」さん。本企画はエプソン販売の主催で、プリンターや用紙の提供で協力している。
ワークショップの講師を務めたのは四国カメラ部 代表理事の大坪邦仁さん。四国の魅力を写真や映像で表現し、地方自治体や観光団体向けのコンテンツ創造事業を行っている。「写真展を作り上げていく過程を楽しんで、今後のレベルアップに役立ててもらえたらと思います」(大坪さん)。
ワークショップは2回のオンライン講座を経て、現地での写真展設営という流れで行われた。作品づくりにおいて写真展を1つのゴールと考え、GANREF、エプソン販売、カメラのキタムラが実現をサポートするという企画となっている。
オンライン講座では、写真展についての基礎知識から始まり、コンセプトメイキングの重要性や準備のスケジュールついてなどの説明があった。本格的な写真展の経験がないメンバーも一から学べる内容だ。大坪さんのアドバイスを参考に作品セレクトを行い、各メンバーが展示する2作品を選定した。
今回使用されたプリンターはエプソンのA2対応プロセレクションプリンター「SC-PX1VL」。メンバーは好みの用紙を選ぶことができた。
展示プリントはA2で出力されるが、本番プリントに先立ってメンバーが選んだ2枚をエプソン純正紙である「写真用紙 クリスピア<高光沢>」(光沢紙、以下クリスピア)、「写真用紙 絹目調」(絹目・ラスター、以下絹目調)、「Velvet Fine Art Paper」(マット紙)でプリント。この3種類から自分の作品に合う用紙を選ぶ趣向だ。
一般的に写真プリントとして人気なのは光沢紙で、クリスピアは定番。ただ今回は、参加者の多くがVelvet Fine Art Paperを選んだのが印象的だった。
マット紙は光沢紙に比べるとコントラストが落ちる印象があるが、今回使った顔料インクモデルのSC-PX1VLは染料インクモデルとは違い、マット紙でもコントラストがしっかり出るのが人気の理由だろう。顔料インクと純正マット紙の相性は高く、実際のプリントを見てもシャドウの表現が豊かだった。
オンライン講座では額装の際に写真の周りを覆うマットの選定も行われた。黒マットと白マットがあるが、写真展としては全体でどちらかに統一する。メンバーの作品をシミュレーションして話し合った結果、黒マットで合わせることになった。
なお大坪さんによると名刺、DM、SNSなどを使った写真展の宣伝も大切だとのことで、今回はGANREF運営が各自の写真を使った名刺のほか、DMも作成した。「今後の展開や仕事につながることもあるので、会場にフォトブックを置いて見てもらうのもおすすめ」と大坪さん。
タイトルの付け方のアドバイスや展示レイアウトの検討などもあり、活発な話し合いで展示内容が固まっていった。
いよいよ設営! 裏打ちやマット貼り付けを体験
写真展の設営は会期前日の3月14日(土)に実施。SC-PX1VLで本番のプリントを行いつつ、設営の手順説明や最終的なレイアウトについての話し合いが行われた。
プリンターが自宅にあるメンバーでも、そのほとんどが染料モデル。出力を見たメンバーからは、顔料とマット紙の精細感に驚きの声も上がっていた。顔料インクは用紙に染み込まずに表面にとどまるため、にじみが少なく、精細感が高いのもメリット。
プリントが終わると裏打ちの作業に移る。プリントをそのまま額装すると時間が立つにつれて波打つ。それを防ぐため、プリントに厚紙を貼り付けて補強する作業だ。専用の裏打ちシートがあるので、簡単に貼れるようになっている。大坪さんは「よれよれになってしまうので、写真展をするなら裏打ちは必ずしてほしい」と話していた。
一方プリントや裏打ちの作業と並行して、額の設置位置を決めてネジを打ち込む作業が行われた。こちらは、カメラのキタムラのスタッフが担当した。
その後マットの取り付けや額の組み立てなどをして、各メンバーとも自分の作品を壁に掛けていった。また、作品のタイトルなどを記したキャプションの貼り付けもした。
作品の設置が一通り終わると照明を調整。スポットライトが作品に当たるように合わせていった。テーブルに名刺やフォトブックなどを置いて設営は完了。写真展会場として完成した。
A2+顔料インク+マット紙の組み合わせに大満足!
設営を終えたところで、メンバー2名と大坪さんにお話を伺った。
◯ポレポレさん
国内外を問わず街中のスナップを撮っています。今回は写真を人に見せるときのプリントや、展示方法を勉強したいと思って参加しました。A3ノビ対応のプリンターを持っていますが、普段は雑誌やフォトコンテストに出すときにA4メインでプリントしています。
A2でプリントしてみると写真の印象が全然違いましたね。調整のときに相当見ていたはずなのですが、今まで気が付かなかったところに人が写っていることに気づいて驚きました。
運営がプリントしてくれたサンプルを見て、直感でVelvet Fine Art Paperに決めました。マット紙には興味があって以前和紙などを試したことがありましたが、そのときはあまりうまくいきませんでした。今回はエプソンのプリンターと純正用紙でプリントしていただいたので、相性がよいのかなという印象です。
普段は1人で撮っているのですが、今回は他県の方たちや僕の周りにいないような若い人も来てくれてすごくいい刺激を受けました。ワークショップを通して、写真を眠らせないでどんどん人に見てもらわないとだめだなという思いを強く持ちました。
◯クロさん
普段は主に観光地の風景写真を撮っています。新しいことに挑戦したくて参加させてもらいました。プリント歴は1年ほどで、1度写真展をしたときに初めてプリントしました。写真展は今回が2回目になります。染料インクのA3ノビプリンターを持っています。
やはりA2サイズということで普段のプリントとは迫力の違いを感じました。以前の写真展ではA2やA3など大きさがばらばらで並べましたが、こうしてA2のプリントで並んだとき、やっぱり全体の迫力はありますね。
用紙はもともと絹目調を使おうと思っていました。天の川の写真なので光沢がないと合わないと考えていたからです。でも送られてきたサンプルプリントを見るとVelvet Fine Art Paperの質感がすごく良くて魅力を感じました。マット紙と顔料インクを使うことで暗いところの質感を出せると聞き、実際この組み合わせでしか出せない表現があると思いました。それを今回しっかり見させてもらったのが参加してよかったポイントです。
一から十まで教えていただいて今後自分で開催する写真展のハードルが下がりましたし、今回の学びを自分の周りにも率先して伝えたいと思います。
◯大坪さん
今はSNSなどに投稿して画面で見る写真が多いと思いますが、セレクトして用紙を選んでプリントし、展示作品として見せることをしてほしいですね。そうすることで見に来た人が作品を目の前で見て臨場感や雰囲気を感じ取ることができます。そして撮影者と鑑賞者が話をするのがカメラマンや写真家として最終的に行き着くところだと思います。
お持ちのプリンターがA3ノビという方が多いのでそのサイズの展示がよく見られますが、A2まで行くとやはり迫力もありますし、これくらいの作品展になると大判プリントのほうが細かいところも見られてお客さんの反応も良くなります。
今回は撮影技術を駆使した作品もあれば、フィルムを思わせるモノクロ作品もあります。スローシャッターで時間の経過を表現した作品、儚さを感じるアート的な写真、日本の原風景を写した作品と様々です。それが全体としてすごくいい並びの展示になっています。
今回は顔料インクのプリンターということで、特にVelvet Fine Art Paperを使うと描写の細かさが実感できたと思います。特にモノクロ写真は顔料インクとよく合いますね。
そしてVelvet Fine Art Paperが多く選ばれたのは、何と言っても立体感を感じていただいたいのではないでしょうか。それが作品の臨場感にも繋がるんですね。加えてA2というサイズなので、プリントとしてかなり上質に仕上がっています。
ハイグレードなプリントを手軽に体験も
ところで、顔料インクのプリンターは高級機に限られることもあり、なかなか手を出しづらい面もある。そんなときに利用したいのがカメラのキタムラのプリントサービスだ。
今回使用したSC-PX1VLを使ってプリントしてもらえるため、手軽に顔料インクによるプリントを体験できる。
高松南店ではVelvet Fine Art Paperを含む、用紙が選べるタイプでA3ノビは税込み3,200円~、A2は同4,800円~などとなっている。
加えて同店でA3ノビであれば10枚以上、A2であれば5枚以上プリントすると、ギャラリーに額装付きで2週間無料で展示してもらえる。複数人でも申し込めるので、グループ展も比較的簡単に開催できるだろう。
最後に設営を終えたギャラリーを見ると、黒マットで作品が締まり、結果的にはグレード感のある空間になったと感じた。レイアウトもしっかり議論した結果、各作品のバランスがとれた展示になったようだ。
本展はVelvet Fine Art Paperの高級感と、クリスピアによる光の表現という両方が楽しめる展示でもある。ぜひ会場に足を運んでもらい、各メンバーの力作とSC-PX1VL&純正紙のマッチングが相まったハイレベルな展示を体感してほしい。





























