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最新カメラや双眼鏡の実機が揃う「ジャパンバードフェスティバル2024」へ行こう!

出展社からの一押し製品・メッセージを掲載

昨年開催されたジャパンバードフェスティバル2023の光学メーカーブース

「鳥」をテーマとする国内最大級のイベント「ジャパンバードフェスティバル2024」が、11月2日(土)・3日(日)の2日間にわたり、千葉県我孫子市の手賀沼周辺にある関連施設にて開催される。

ジャパンバードフェスティバルとは

ジャパンバードフェスティバル(Japan Bird Festival/略称:JBF)は、2001年より年1回のペースで開催している「鳥」を対象とした祭典。

行政・NPO・学生・市民団体などが、鳥・自然環境に関する研究や活動を発表するほか、鳥の彫刻や絵画、写真展といった鳥に関連するイベントを用意する。我孫子駅名物「弥生軒」(唐揚げそばが有名)の出展などもあり、屋台も充実。見て、触って、食べて楽しいイベントとなっている。

今回の開催地は、手賀沼周辺のアビスタ、手賀沼親水広場、水の館、オオバン広場、鳥の博物館、山階鳥類研究所の6会場を予定。最寄り駅は、JR常磐線・東京メトロ千代田線の我孫子駅だ。開場の1つであるアビスタまでは徒歩で10分程度、手賀沼親水広場までは徒歩で30分程度で着く。当日は、我孫子駅からのJBF巡回バス(大人:200円、小学生以下無料)の運行が予定されている。

6つの会場の中でも、特に注目したいのが手賀沼親水広場。同広場は、光学機器・録音機器メーカーが一堂に会すエリアとなっており、鳥の撮影に適したカメラや超望遠レンズ、双眼鏡などの新・旧製品が並ぶ。過去の開催では、未発表製品の参考出品などもあった。

JBFの光学機器メーカー名物と言ってもいい、野鳥撮影向けの望遠レンズコーナー。各ブースから、手賀沼に向けて望遠レンズが並ぶ姿は圧巻。写真はキヤノンの「RF600mm F4 L IS USM」など(ジャパンバードフェスティバル2023より)
野鳥ファンが特に注目していたキヤノンの「RF200-800mm F6.3-9 IS USM」(ジャパンバードフェスティバル2023より)
ケンコー・トキナーブースで展示されていた三脚に双眼鏡を固定するためのアクセサリー「KTA-Flat Plate 双眼鏡ホルダー」(ジャパンバードフェスティバル2023より)

ブースによっては、製品のタッチ&トライに加えて、アウトレット販売や手賀沼周辺で実際に撮影するための機材の貸し出し、プリント体験などを実施。さらには、野鳥セミナーや撮影会も予定されている。

イベント自体は無料だが、セミナーなど一部イベントは、参加に事前申込が必要。気になるメーカーがある場合は、あらかじめチェックしてほしい。

ここからは編集部が取材した注目の出展製品やイベントなどを紹介しよう。


キヤノンマーケティングジャパン株式会社

ジャパンバードフェスティバル2024で展示する製品は?

EOS R1やEOS R5 Mark IIをはじめ、2024年に発表した新製品を中心に展示する予定です。

EOS R1、EOS R5 Mark II、RF100-300mm F2.8 L IS USM、RF200-800mm F6.3-9 IS USM、RF600mm F4 L IS USM、RF800mm F5.6 L IS USM、RF400mm F2.8 L IS USM、PowerShot ZOOM、双眼鏡など

目玉製品は? 実機でチェックしていただきたいポイントは?

大幅に進化したAF性能で実現した、今まで以上に速い認識速度と被写体を追い続けるトラッキング性能。そして、撮影後に画素数を最大約4倍にできるカメラ内アップスケーリング機能など、野鳥撮影に魅力的な機能の数々をご体感ください。

目玉製品以外で触れていただきたいのは?

RF70-200mm F2.8 L IS USM Z
RF24mm F1.4 L VCM、RF50mm F1.4 L VCM

12月発売予定の「RF70-200mm F2.8 L IS USM Z」「RF24mm F1.4 L VCM」「RF50mm F1.4 L VCM」がお目見えする予定。最新レンズをいちはやく手に取れるチャンスだ。

Lレンズに匹敵する画質を担保しながらも、小型軽量な開放F2.8を実現した標準ズームレンズです。

来場者へのメッセージをお願いします。

キヤノンフラッグシップ機を屋外で満足いただけるまでご体感ください。会場には普段展示できない長玉単焦点レンズをブース前に設置予定なので、白いレンズ群を目印にぜひ足をお運びください!


株式会社ケンコー・トキナー

ジャパンバードフェスティバル2024で展示する製品は?

【Kenko】
・Vc Smart Cellarto(スマート セラート)シリーズ双眼鏡
・Avantar ED(アバンターED)シリーズ双眼鏡
・Ultra View EX(ウルトラビューEX)シリーズ双眼鏡
・Sanctuary(サンクチュアリ)レンズバック

【ZIESS】
・Victoryシリーズ双眼鏡
・SFLシリーズ双眼鏡
・Conquestシリーズ双眼鏡

目玉製品は? 実機でチェックしていただきたいポイントは?

Kenko Vc Smart Cellarto 15×42WP

手ブレ状況を双眼鏡が感知し最適なモードを自動でスイッチングしてくれる防振双眼鏡「Vc Smart Cellarto」シリーズに、42mmの大口径がラインナップされました。迅速にかつ自動で防振モードを切り替えることで、あらゆる動きの中でシームレスな手ブレ補正が可能になり“自然な視界”“高精細”“高い効率性”を実現します。新しい防振機能を体感してください。

ZEISS Conquest HDX双眼鏡(32mm/42mm)

ZEISS Conquest HDXは、優れた光学性能、堅牢性、人間工学に基づいた設計を非常に魅力的な価格で実現した、プレミアムオプティクスシリーズの理想的なオールラウンダーです。新シリーズの明るく鮮明な画像を手に取ってご覧ください。

※当日の展示は32mm/42mmのみです。56mmの展示はございません

目玉製品以外で触れていただきたいのは?

・Kenko Vc Smart Cellarto 双眼鏡全般
・Avantar ED 双眼鏡
・Sanctuary レンズバック

来場者へのメッセージをお願いします。

手ブレ状況(大きな揺れ、微細な揺れ)を双眼鏡が感知し、最適な防振モードを自動でスイッチングしてくれる、防振双眼鏡「Vc Smart Cellartoシリーズ」が7月に発売になりましたが、11月22日(金)には大口径42mmと気軽に持てる防振双眼鏡として21mmが新たにラインナップされます。是非、防振双眼鏡の威力を実際に触って感じてみてください。

また、ZEISSからはConquest HDX 双眼鏡が11月22日(金)に発売になります。

発売前に手に取って体験できるチャンスなので、是非ケンコー・トキナーブースまでお越しください。


ジャパンバードフェスティバル2024 開催概要

開催期間

2024年11月2日(土)~11月3日(日)

開催時間

  • 11月2日(土)9時30分~16時00分
  • 11月3日(日)9時30分~15時00分

メイン会場

手賀沼親水広場

会場

千葉県我孫子市手賀沼周辺

  • 第1会場:我孫子市生涯学習センター「アビスタ」
  • 第2会場:手賀沼親水広場(光学機器メーカーブースが展開)
  • 第3会場:親水広場水の館
  • 第4会場:我孫子市鳥の博物館
  • 第5会場:オオバン広場
  • 第6会場:山階鳥類研究所
飯塚直

パソコン誌&カメラ誌を中心に編集者として活動後、2008年からフリーに転向したフリーランスエディター。商業の大判プリンターから家庭用のインクジェット複合機、スキャナー、デジタルカメラなどのイメージング機器が得意。現在、1児の父。子供を撮影する望遠レンズと、高倍率コンパクトデジタルカメラの可能性を探っている。