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ハーフND内蔵で諦めていたシーンも逃さない…OM SYSTEM「OM-1 Mark II」
- 提供:
- OMデジタルソリューションズ株式会社
2024年2月22日 07:00
OM SYSTEMでは従来からカメラ内画像処理技術「コンピュテーショナル フォトグラフィ」を使った機能が充実していた。OM-1 Mark IIではついにいま話題のハーフNDを再現するライブGNDを搭載。新たな可能性を広げたOM-1 Mark IIの魅力を2回にわたって紹介する。
※本企画は『デジタルカメラマガジン2024年3月号』より転載・加筆したものです。
1984年、岡山県生まれ。写真・映像制作スタジオ はち株式会社代表。地元広告写真スタジオで経験を積んだのち独立。主に地元岡山県を被写体に「写真」の言葉にとらわれない写真表現を追求。カメラ雑誌への寄稿やフォトツアーやイベントでの写真講師も務める。
TIFA 2022 プロフェッショナル部門 入選
CPA 2023 Night Photography部門 銀賞
ADC 102nd Annual Awards 銀賞・銅賞受賞
画面を見ながらハーフNDの効果が変えられる
OM-1はライブND機能が搭載されていたが、OM-1 Mark IIになってライブGNDが追加された。GND(グラデーションND)は画面の一部の露出を押さえる機能で、OM-1 Mark IIではグラデ―ションの効果がSoft、Medium、Hardの3種、ND2/4/8の濃度が選べる。画面を見ながら効果の範囲、角度が調整できるため、シーンに合わせて細かく追い込める。
魚眼レンズでもハーフNDが使える
ライブGNDは画像処理によってハーフND効果を再現しているため、使用するレンズに制限がない。超広角や魚眼レンズでも全く問題なく使用できる。魚眼レンズで使用した場合でも通常ではあり得ない、ゆがみのないND効果が得られる。物理フィルターではないため、逆光条件でも抜けの良い写真を撮影できる。
どんなアイデアでも可能にしてくれる
GNDが搭載されたことでより気軽に、より身軽に写真表現を楽しめるようになった。光線状況が良くないからと諦めていたシーンも、ライブGNDを使うことで解決可能。撮影できるシーンが間違いなく増えた。
主な仕様
- 実勢価格:300,000円前後
- 発売日:2024年2月23日
- 撮像センサー:4/3型裏面照射積層型Live MOSセンサー
- 有効画素数:約2,037万画素
- 記録メディア:SD、SDHC/SDXC(UHS-Ⅰ/II)
- ISO感度:200~102400(拡張 約80/100相当)
- EVF:約576万ドット、倍率1.48~1.65倍
- 背面液晶モニター:約162万ドット
- シャッター速度:1/32,000~60秒
- 連写:約50コマ/秒(AF追従)、約120コマ/秒(AF固定)
- 被写体認識:人物/車、オートバイ/飛行機、ヘリコプター/電車、汽車/鳥/動物(犬、猫)
- 手ブレ補正:8.5段
- 外形寸法(W×H×D):約134.8×91.6×72.7mm
- 質量:約511g(本体のみ)