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Adobe Photoshop Lightroomモバイル版なら、現場で感じた思いを“そのまま”RAW現像してSNSにアップ
- 提供:
- アドビ株式会社
2023年7月31日 07:00
スマートフォンやタブレットで使える「Adobe Photoshop Lightroomモバイル版」(以下Lightroomモバイル版)を使うと、撮影したその場で現像ができるので便利だ。モバイル版を使いこなす橋向真さんに作業の流れを解説してもらった。
②映り込み部分が暗いので明るくする
③全体的に明るさを上げる
撮影場所は静岡県富士宮市の「田貫湖」。深夜にライブカメラをチェックすると巨大な吊るし雲が発生していた。6月の梅雨シーズンは天候が不安定でこのような巨大な吊るし雲が現れやすい。撮影ポイントに湖畔を選んだのは「逆さ富士」を狙うため。この大迫力のシーンはすでにそれだけで十分見応えはあるが、現像処理をすることでより吊るし雲の立体感を強調して、全体的にメリハリをつけることができた
キヤノン EOS R5/タムロン SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD/24mm/マニュアル露出(F11、30秒)/ISO 250/WB:オート
目の前で起きた感動的な瞬間を現場で現像してSNSで届けたい
私はパソコンをほとんど使っていないので、カメラで撮影したRAWデータはすべてLightroomモバイル版で現像してきた。撮影した写真を現像し、すぐにSNSに投稿して大きくバズる。これが今につながっているので、その場で現像できるLightroomモバイル版は手放せない。
細かいマスクも画面をなぞるだけで簡単に作れ、AIの性能も上がって自動でキレイに仕上がる。撮影待ちの空き時間に現像ができるので、スマートフォンに入れておいて絶対に損はないアプリだ。
STEP1:撮影
STEP2:転送
RAWデータをスマートフォンに転送する。Lightroomモバイル版を起動して下にある「デバイス」をタップすると一覧で表示される。
RAWは写真右上に「RAW」の表示が出るので、その写真をタップすれば編集画面になる。
STEP3:現像
①「ライト」や「カラー」を使って全体的な色補正を行う
「ライト」でシャドウを持ち上げて湖畔に映る逆さ富士を浮き立たせる。露光量や白レベルを上げて全体的な明るさの調整を行う。明るくし過ぎると吊るし雲の立体感が失われてしまうので、ほどほどでとどめておく。
次に「カラー」を選択して、自然な彩度を使って全体的な彩度を上げる。SNSでは一瞬見ただけで目立つことが重要だが、彩度の具合を見ながらやり過ぎない程度のところで抑えたい。
②マスクを使って映り込みや吊るし雲を調整する
「マスク」の新しいマスクを作成から線形グラデーションを選択し、湖畔に映り込む逆さ富士の部分を調整する。「ライト」を選択し、シャドウを上げて上部分とのバランスを取る。「効果」で明瞭度を少し強くして湖畔部分の立体感を際立たせる。暗部や湖畔部分のノイズが気になるようであればノイズ除去を行う。
次に写真上部の吊るし雲の部分を「マスク」のブラシで調整。明瞭度を上げて吊るし雲を強調させる。
STEP4:SNS
現像が終わったらInstagramにアップ
早朝や夕方など、良いシチュエーションに出合えたときや、驚きの景色が撮れたときなどはすぐに写真をスマートフォンに転送してLightroomで現像する。
朝はあまり早過ぎても閲覧数が望めないので、一般の人の活動時間になる7時から8時の投稿を狙う。
Lightroomのプリセット補正は実に優秀だ。「おすすめ」はAIが写真を自動解析し、何パターンかの現像処理を提案してくれる。暗過ぎる暗部を自然な明るさに仕上げてくれたのには驚いた。現像初心者にも優しい仕様になっている。
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