写真で見る
PENTAX K-1
ついにベールを脱いだKマウントフルサイズ機
Reported by 本誌:鈴木誠(2016/2/24 08:00)
リコーイメージングが4月下旬に発売する「PENTAX K-1」の外観写真をお届けする。店頭予想価格は税込27万円台後半の見込み。
PENTAX K-1は、Kマウントを採用するレンズ交換式デジタルカメラとして初めて35mm判フルサイズ相当のイメージセンサーを搭載したモデル。2015年2月に開発発表された。
イメージセンサーをこれまでのAPS-Cサイズから2倍以上の面積の35mm判相当としながらも、センサーシフト式の手ブレ補正機構「SR II」や、それを応用した「アストロトレーサー」、「構図微調整」、「ローパスセレクター」、「リアル・レゾリューション・システム」など、ペンタックスKシリーズの特徴的な撮影機能を継承している。
外観上の特徴には、新しく採用する「フレキシブルチルト式」の液晶モニターがある。4本のステーでモニターを支持する構造で、上下約44度、左右約35度に動かせる。上90度に起こしてウエストレベル撮影も行える。
新機能のスマートファンクションは、機能ダイヤルと設定ダイヤルの2つから構成。機能ダイヤルで露出補正、ISO、連写速度、ブラケット幅、HDR撮影タイプ、グリッド、手ブレ補正、クロップ、Wi-Fiオン/オフの項目を選ぶと、設定ダイヤルでパラメータを直接操作できる。
また、モニター背面や、SDカードスロット内、レンズマウント付近、レリーズソケット内にLEDライトを装備。背面ボタン部分を照らすなど、暗所での撮影を助ける仕組みを搭載した。ボディは防塵防滴構造。-10度の耐寒動作保証も実現。GPS/電子コンパス/Wi-Fi機能も内蔵している。