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NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S

ニコンZマウントのマイクロレンズが登場

ニコンが6月25日に発売するZマウント交換レンズ「NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S」の外観を紹介する。なお、同じ6月25日には「NIKKOR Z MC 50mm f/2.8」も発売となる。

NIKKOR Zレンズで初となるマイクロレンズ。高い解像力のほか、色収差を徹底的に抑えることで等倍撮影でもピント面の前後に色づきのない美しいボケが得られるなど、光学性能でFマウントの「AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED」を大きく上回るとし、“NIKKOR史上最高画質のマイクロレンズ”を謳っている。希望小売価格は税込14万4,320円。

フィルター径は62mm。“Micro-Nikkor”ではなく“MC”でマイクロレンズの意味
スイッチ部
レンズ装着時の上面に「NIKKOR」の文字
S-Lineのエンブレムを一新した

レンズ内に手ブレ補正機構を持つが、そのオンオフスイッチは鏡筒には持たない。操作リングは、幅の広いものがフォーカスリング、レンズ根元寄りのローレットパターンが異なるものがコントロールリング(絞り、感度、露出補正のどれかを割り当て可能)となっている。また、既存の一部Zレンズと同様に「レンズ情報パネル」を持ち、距離指標や撮影倍率を確認できる仕組みになっている。

鏡筒に備わるレンズ情報パネル。MF時の撮影距離を表示したところ
電源投入時に「NIKKOR」の文字
撮影倍率の表示も可能
距離指標はメートルとフィートを選べる。DISPボタンを長押しして、コントロールリングを回す
そこからDISPボタンを押すことで、表示輝度も調節可能
バヨネット式のフードを同梱
最大径×全長は約85×140mm。重量は約630g。
本誌:鈴木誠