【新製品レビュー】パナソニックLUMIX DMC-GF2

〜フルHDムービーに対応した小型マイクロフォーサーズ機
Reported by 北村智史

 2009年9月発売のDMC-GF1の後継モデル。ひとまわりコンパクトになったボディはモードダイヤルなども省略されたが、代わりにタッチパネル液晶モニターを搭載している。また、動画もフルHD解像度に強化されている。

 大手量販店の店頭価格は、ボディ単体が5万9,800円、パンケーキタイプのLUMIX G 14mm F2.5 ASPH.付きのレンズキットが7万9,800円、14mm F2.5とLUMIX G VARIO 14-42mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA O.I.S.の2本のレンズが同梱されたダブルレンズキットが8万9,800円となっている。カラーバリエーションは、エスプリブラック、シェルホワイト、ファインレッドの3色があるが、ボディ単体はエスプリブラックのみ。なお、エスプリブラックとファインレッドのキットに同梱される14mm F2.5は鏡胴がグレーではなくブラックとなっている。


前機種よりさらにコンパクトなボディ

 フラットでスクエアなデザインは前モデルから変わっておらず、外観の写真だけ発表時に見たときには、いうほど小さくなってないんじゃないかと思ってしまったが、実物を見るとぐっとコンパクトに感じられる。ボディの幅は6.2mm、高さが3.2mm小さくなっているし、それ以上に奥行きが3.5mm薄くなっているのには驚かされた。

 同社のWebサイトには「世界最小・最軽量」とあるが、これは「ストロボ内蔵レンズ交換式デジタルカメラのボディとして」という注釈付きの世界一であって、個人的には説得力を感じない。もっとも、過度に小型化して使い勝手を悪くしても意味はないのだから、むしろ、このレベルの小型軽量化にとどめてくれたことのほうがうれしいと思う。

 前モデルでは縦一直線だったグリップは中指に沿う形状に変更されているが、前面には滑り止め対策はいっさいないため、汗ばんだりするとホールディングに若干の不安が生じる。気になる人はボディケースなどを利用するといいかもしれない。

 撮像素子は前モデルと同じスペックの有効1,210万画素Live MOSセンサー。画面の縦横比の切り替えは可能だが、上位のLUMIX DMC-GH2と違って4:3比率以外は画角が狭くなる。

 上面からモードダイヤルがなくなったのは個人的にはちょっとさびしく思える部分だが、これも小型化のためだろう。一方、空いたスペースにはステレオマイクが内蔵されているのは歓迎すべき点。前モデル同様、外部マイクへの対応はないものの、マイクレベル設定や風音低減機能を備えているので大きな不満はない。

 なお、動画機能も前モデルは1,280×720ピクセルのAVCHD Liteだったが、本機はフルHD(1,920×1,080ピクセル)のAVCHDに強化されている。このあたりはソニーNEX-5にスペック負けしないための対策と言えそうだ。

 記録メディアはSDXC/SDHC/SDメモリーカード。実写でのファイルサイズはJPEGの4:3比率のLサイズ、ファイン画質で約6.33MB、RAWが約13.95MBだった。電源は容量1,010mAhのリチウムイオン電池DMW-BLD10。CIPA基準の撮影可能コマ数は320コマ(14mm F2.5使用時)。1日の撮影量が多い人なら予備のバッテリーを用意しておいたほうがいいだろう。

撮像素子は有効1,210万画素のLive MOSセンサー。DMC-GH2と違ってアスペクト比を変えると画角が狭くなる普通のタイプ上面のモードダイヤル跡地にはステレオマイクが搭載された
動画モードはAVCHDが1,920×1,080ピクセルの60iと1,280×720ピクセルの60p、MOTION JPEGが1,280×720ピクセルの30fps動画時のフォーカスモードも選択可能。スムーズだしとても静かなので、動画撮影中でもAF駆動音が気になるようなことはない
外部マイク端子はないが、音声まわりの機能は充実。風切り音の低減機能も備えている。マイクレベルは4段階で設定できる。液晶モニター画面にマイクレベルを表示することも可能だ
動画撮影中の画面。この状態で画面をタッチすると、その場所にピントを合わせてくれる
記録メディアはSDXC/SDHC/SDメモリーカードを採用電源はリチウムイオン電池DMW-BLD10。14mm F2.5だとCIPA基準で320コマの撮影が可能だ
背面右手側のボタン類はDMC-GF1より大幅に現象。「Fn」ボタンは「Q.MENU」兼用になったし、AF/AEロックボタンも消えたプッシュ操作付きの電子ダイヤル。例えば、絞りと露出補正の2つの操作をプッシュで切り替えられる
内蔵ストロボはレンズによるケラレを軽減する意味合いからか、かなり高い位置にポップアップする

タッチパネルを活かしたインターフェイス

 DMC-G2、DMC-GH2につづいてタッチパネル機能を装備。例えば、撮影モードの変更は「MENU/SET」ボタン押しで「撮影モード」を選んで再度「MENU/SET」と操作してもいいが、画面左上隅の撮影モードアイコンをタッチ、設定したい撮影モードのタッチすることでも可能となっている。たいていの操作はタッチパネルなしでもやれるので、タッチ操作があまり好きでない人にも受け入れやすいだろう。

 フルオートの「おまかせiA」では、新機能の「ボケ味コントロール」が利用できる(実のところは絞りを変えて、つまりボケ量をコントロールする機能であって、だから「ボケ味」というのにはちょっと納得できない部分もあるのだが)。この機能は画面上のアイコンをタッチして、あとはスライダーを適当に動かしてボケ具合を調整する仕組み。14mm F2.5では開放からF11の範囲で絞りを変えられた。

 一眼レフは被写界深度を確認するために絞り込み操作を行なうとファインダーが暗くなって見づらくなるのに対し、ミラーレスは絞り込んでもモニター画面が暗くならないのが強み。こういう機能を使うことで、絞りによって写りがどう変わっていくのかを見比べながら撮れるのは便利だと思う。

 また、画面の任意の部分に触れるだけでピントが合ってシャッターが切れる「タッチシャッター」、ピントだけ合わせる「タッチフォーカス」もタッチパネルならではの撮影テクニックも盛り込まれているほか、カスタマイズ可能な「タッチクイックメニュー」も搭載された。

「クイックメニュー」自体はこれまでもあったが、画面上の「Q.MENU」ボタンにタッチすることで呼び出せるようになったこと、タッチ操作で機能の切り替えができるところが新しい。また、「タッチクイックメニュー」は1画面に5項目×2画面の計10項目があって、好みに合わせて内容をアレンジできる。

 カスタマイズ操作はドラッグ&ドロップで簡単に行なえるが、アイコンの並び順も含めてよく考えてから設定しないと、使い勝手がかえって悪くもなりかねないので注意が必要だ。登録できる項目は全部で23項目あって、そのうちの「感度」、「ホワイトバランス」、「ドライブモード」、「AF(測距点選択)モード」の4項目は十字ボタンに割り付けられている。十字ボタン単独操作で測距点移動ができる「ダイレクトフォーカス移動」を使いたいのであれば、この4項目を「タッチクイックメニュー」に入れておかないと不便なことになる。

 ただし、画面上にアイコンがいろいろ並ぶせいで、画面が少々見づらいのは気になる点。画面左上に「撮影モード」、右側には最大4つのアイコンが並ぶうえに、絞りやシャッター速度を変えると「露出メーター」のバーグラフまで表示される。正直言って、少々うとましい。なので、筆者個人としては「タッチクイックメニュー」と「タッチシャッター」はオフにしてしまったほうが便利な気がした。

「タッチシャッター」をオフにしておいてもタッチ操作による測距点の移動はできるから不便はないし、「タッチクイックメニュー」も「Q.MENU」ボタンから呼び出せる。「露出メーター」もなくて困るものでもない。「Q.MENU」ボタンを「Fn」ボタンとして利用することはできなくなるが、その分画面はすっきりする。

「MENU/SET」ボタンを押すと表示される画面。タッチしてもいいし、十字ボタンで項目を選んで「MENU/SET」ボタンを押してもいい撮影モード選択画面はメニューからも呼び出せるが、画面左上の撮影モードアイコンにタッチしても呼び出せる
上面のボタンを押すとどのモードからでも「おまかせiA」に切り替えられる。青く光るのはわかりやすいけど、ちょっと目立ちすぎ。
「ボケ味コントロール」と書かれているものの、DC機能とかを内蔵しているわけではないので「ボケ味」が変えられるわけではない「ボケ味コントロール」はスライダーを動かすことで絞りを変えてボケ量をコントロールできる機能。これは絞り開放の状態
スライダーを右に動かすと絞り込まれる。背景のボケ具合の変化を目で見ながら絞りを調節できるのはいいところ「おまかせiA」モードで「タッチシャッター」をオンにした状態。アイコンが5つも表示されるので、ちょっと鬱陶しい
「タッチクイックメニュー」の画面。下側に並んでいる項目にタッチすると、その内容が上に表示されるようになっている「タッチクイックメニュー」をカスタマイズするときに表示される説明用の画面。毎回出るのはうとましいが親切ではある
メニューに登録したい項目のアイコンをドラッグして、空いている場所にドロップすればOK不要な項目をメニューから外したい場合もドラッグで外に出せばいいだけ
「タッチクイックメニュー」や「タッチシャッター」はオフにしてもそんなに困らないと思う。画面がすっきりするほうがいいし「タッチクイックメニュー」をオフにする場合、「Q.MENU/Fn」ボタンは「クイックメニュー」を選ばないといけない
「AF/AEロック」や「プレビュー」ボタンがどうしても必要な人の場合は、「タッチクイックメニュー」をオンにしたほうがいいこれがアイコン最少の状態。撮影モードと「DISP.」アイコンは消すことができない
「MFアシスト」と「MFガイド」をオンにした状態でフォーカスリングを操作したときの画面。このスケール表示はけっこうありがたい。

まとめ

 タッチパネルには一長一短あるし、好みの分かれるところでもある。筆者個人としては、本機のタッチパネルは「長」が「短」を上まわると感じているし、モードダイヤルがなくなったことについてもとりたてて不便には感じていない。タッチ操作で測距点の移動が素早くできる快適さは十字ボタンにはない部分だし、動画撮影中にピント位置を変えられるのはタッチパネルなしでは実現できなかった機能だ。

 ただし、画面上の消せないアイコンが2つもあるのはおおいに不満。開発者はアイコンを見せたいのだろうが(そこになにがしかの機能があることを知らせる必要があるのは理解できる)、使い手にとって重要なのは被写体が欠けることなく見られることであり、背景に邪魔ものが入っていないかどうかの確認が容易に行なえることなのだ。そのあたりは改善していただきたい部分である。

 条件付きの世界一を誇らしげに掲げる姿勢については釈然としない部分もあるが、前モデルのイメージを受け継ぎつつ、より小さく軽くしているところは素晴らしい。ソニーNEX-5のようなとんがったデザインよりもオーソドックスなカメラのスタイルを好む人にはいい選択肢だ。


実写サンプル

  • 作例のサムネイルをクリックすると、リサイズなし・0EVの撮影画像をダウンロード後、800×600ピクセル前後の縮小画像を表示します。その後、クリックした箇所をピクセル等倍で表示します。

・アスペクト比

「撮影メニュー」の「画像横縦比」でアスペクト比の変更が可能だが、DMC-GH2のようなマルチアスペクト対応ではないため、4:3比率以外では画角が狭くなる。

画像縦横(アスペクト)比は4種類から選択可能。DMC-GH2と違って、4:3以外にすると画角が狭くなる

 RAW形式画像もトリミングされた状態で記録されるようで(ファイルサイズが小さくなっている)、ここは4:3比率のRAW画像にアスペクト比情報を付加するオリンパスのマイクロフォーサーズと違っている。

4:3
DMC-GF2 / LUMIX G 14mm F2.5 ASPH. / 4,000×3,000 / 1/5秒 / F8 / -0.7EV / ISO100 / WB:オート / 絞り優先AE
3:2
DMC-GF2 / LUMIX G 14mm F2.5 ASPH. / 4,000×2,672 / 1/5秒 / F8 / -0.7EV / ISO100 / WB:オート / 絞り優先AE
16:9
DMC-GF2 / LUMIX G 14mm F2.5 ASPH. / 4,000×2,248 / 1/5秒 / F8 / -0.7EV / ISO100 / WB:オート / 絞り優先AE
1:1
DMC-GF2 / LUMIX G 14mm F2.5 ASPH. / 2,992×2,992 / 1/4秒 / F8 / -0.7EV / ISO100 / WB:オート / 絞り優先AE

・超解像

 DMC-GH2と同じく、「超解像」は「拡張」モードも選択できる。オフも含めて、各モードで極端な違いがあるわけではないので、使いこなしには悩みそうだ。

「超解像」は「弱」、「中」、「強」、「拡張」の4段階。「拡張」時は連写が遅くなり、動画撮影もできなくなる。初期設定は「OFF」
超解像:オフ
DMC-GF2 / LUMIX G 14mm F2.5 ASPH. / 4,000×3,000 / 1/250秒 / F5.6 / 0.3EV / ISO100 / WB:オート / 絞り優先AE
超解像:弱
DMC-GF2 / LUMIX G 14mm F2.5 ASPH. / 4,000×3,000 / 1/250秒 / F5.6 / 0.3EV / ISO100 / WB:オート / 絞り優先AE
超解像:中
DMC-GF2 / LUMIX G 14mm F2.5 ASPH. / 4,000×3,000 / 1/250秒 / F5.6 / 0.3EV / ISO100 / WB:オート / 絞り優先AE
超解像:強
DMC-GF2 / LUMIX G 14mm F2.5 ASPH. / 4,000×3,000 / 1/250秒 / F5.6 / 0.3EV / ISO100 / WB:オート / 絞り優先AE
超解像:拡張
DMC-GF2 / LUMIX G 14mm F2.5 ASPH. / 4,000×3,000 / 1/250秒 / F5.6 / 0.3EV / ISO100 / WB:オート / 絞り優先AE

・インテリジェントダイナミック(iD)レンジコントロール

 ハイライトとシャドーの両方を補正して白トビと黒ツブレの軽減をはかる「インテリジェントダイナミック(iD)レンジコントロール」を搭載。ダイナミックレンジ自体が広くなるわけではないが、ISO100で撮り比べた画像を見たかぎりでは、シャドー部のノイズもあまり目立たないので使い勝手はよさそうに思う。

「インテリジェントダイナミック(iD)レンジコントロール」は「OFF」、「弱」、「中」、「強」の3段階から選べるが、効果が得られない場合は自動的にオフになる
iDレンジコントロール:オフ
DMC-GF2 / LUMIX G 14mm F2.5 ASPH. / 4,000×3,000 / 1/250秒 / F4 / 0.7EV / ISO100 / WB:太陽光 / 絞り優先AE
iDレンジコントロール:弱
DMC-GF2 / LUMIX G 14mm F2.5 ASPH. / 4,000×3,000 / 1/250秒 / F4 / 0.7EV / ISO100 / WB:太陽光 / 絞り優先AE
iDレンジコントロール:中
DMC-GF2 / LUMIX G 14mm F2.5 ASPH. / 4,000×3,000 / 1/250秒 / F4 / 0.7EV / ISO100 / WB:太陽光 / 絞り優先AE
iDレンジコントロール:強
DMC-GF2 / LUMIX G 14mm F2.5 ASPH. / 4,000×3,000 / 1/250秒 / F4 / 0.7EV / ISO100 / WB:太陽光 / 絞り優先AE

・感度

 ベース感度は前モデルと同じだが、高感度側が1段アップしてISO6400までになっている。ピクセル等倍で見てまったく不満を感じないのはISO400までで、ISO800以上はノイズ処理の影響でディテール再現が悪くなってくる。

感度の設定範囲はISO100からISO6400。感度オート時の上限はISO200からISO1600の範囲で選択可能だ

 しかし、ISO1600までならひどく崩れないので、あまり大きなサイズにしないなら使えなくはない。ISO3200は常用は避けたいところだが(小サイズのプリントなら使えそう)、DMC-GF1の同じ感度よりはいいようだ。

ISO100
DMC-GF2 / LUMIX G 14mm F2.5 ASPH. / 4,000×3,000 / 1/20秒 / F5.6 / -1EV / WB:オート / 絞り優先AE
ISO200
DMC-GF2 / LUMIX G 14mm F2.5 ASPH. / 4,000×3,000 / 1/40秒 / F5.6 / -1EV / WB:オート / 絞り優先AE
ISO400
DMC-GF2 / LUMIX G 14mm F2.5 ASPH. / 4,000×3,000 / 1/80秒 / F5.6 / -1EV / WB:オート / 絞り優先AE
ISO800
DMC-GF2 / LUMIX G 14mm F2.5 ASPH. / 4,000×3,000 / 1/160秒 / F5.6 / -1EV / WB:オート / 絞り優先AE
ISO1600
DMC-GF2 / LUMIX G 14mm F2.5 ASPH. / 4,000×3,000 / 1/320秒 / F5.6 / -1EV / WB:オート / 絞り優先AE
ISO3200
DMC-GF2 / LUMIX G 14mm F2.5 ASPH. / 4,000×3,000 / 1/640秒 / F5.6 / -1EV / WB:オート / 絞り優先AE
ISO6400
DMC-GF2 / LUMIX G 14mm F2.5 ASPH. / 4,000×3,000 / 1/1300秒 / F5.6 / -1EV / WB:オート / 絞り優先AE

・マイカラー

「マイカラー」モードは、映画フィルムのような階調表現が得られる「シネマ」を加えて8種類+カスタムの計9種類を搭載。静止画はもちろん、動画にも適用できる。

「マイカラーモード」はDMC-GF1の7種類+カスタムに新しく「シネマ」が加わった
通常撮影
DMC-GF2 / LUMIX G 14mm F2.5 ASPH. / 4,000×3,000 / 1/250秒 / F2.5 / 0EV / ISO100 / WB:太陽光 / プログラムAE
マイカラー:ポップ
DMC-GF2 / LUMIX G 14mm F2.5 ASPH. / 4,000×3,000 / 1/250秒 / F2.5 / 0EV / ISO100 / WB:オート / プログラムAE
マイカラー:レトロ
DMC-GF2 / LUMIX G 14mm F2.5 ASPH. / 4,000×3,000 / 1/250秒 / F2.5 / 0EV / ISO100 / WB:オート / プログラムAE
マイカラー:ピュア
DMC-GF2 / LUMIX G 14mm F2.5 ASPH. / 4,000×3,000 / 1/125秒 / F2.5 / 0EV / ISO100 / WB:オート / プログラムAE
マイカラー:シック
DMC-GF2 / LUMIX G 14mm F2.5 ASPH. / 4,000×3,000 / 1/320秒 / F2.5 / 0EV / ISO100 / WB:オート / プログラムAE
マイカラー:シネマ
DMC-GF2 / LUMIX G 14mm F2.5 ASPH. / 4,000×3,000 / 1/250秒 / F2.5 / 0EV / ISO100 / WB:オート / プログラムAE
マイカラー:モノクローム
DMC-GF2 / LUMIX G 14mm F2.5 ASPH. / 4,000×3,000 / 1/320秒 / F2.5 / 0EV / ISO100 / WB:オート / プログラムAE
マイカラー:ダイナミックアート
DMC-GF2 / LUMIX G 14mm F2.5 ASPH. / 4,000×3,000 / 1/500秒 / F2.5 / 0EV / ISO400 / WB:オート / プログラムAE
マイカラー:シルエット
DMC-GF2 / LUMIX G 14mm F2.5 ASPH. / 4,000×3,000 / 1/320秒 / F2.5 / 0EV / ISO100 / WB:オート / プログラムAE

・作例
試用レンズは14mm F2.5だけ。でも、18cmまで寄れるし明るめなので思っていた以上に便利そう
DMC-GF2 / LUMIX G 14mm F2.5 ASPH. / 4,000×3,000 / 1/200秒 / F2.5 / -0.3EV / ISO100 / WB:オート / プログラムAE
絞り開放だと四隅は少しアマい描写になる。LUMIX G 20mm F1.7 ASPH.の性能がいいだけにちょっと気になるかもしれない
DMC-GF2 / LUMIX G 14mm F2.5 ASPH. / 4,000×3,000 / 1/160秒 / F2.5 / -0.3EV / ISO100 / WB:オート / プログラムAE
後ボケはわりと素直なタイプ。個人的には28mmの画角はあまり好きではないのだが、4:3比率のせいもあるのか、案外に使いやすい。
DMC-GF2 / LUMIX G 14mm F2.5 ASPH. / 4,000×3,000 / 1/160秒 / F2.5 / -0.3EV / ISO100 / WB:オート / プログラムAE
絞り開放だと周辺光量は多少低下するが、近接撮影になるともう少し目立ちやすくなる感じ
DMC-GF2 / LUMIX G 14mm F2.5 ASPH. / 4,000×3,000 / 1/200秒 / F2.5 / 0EV / ISO100 / WB:オート / プログラムAE
ファインダー撮影だと身体ごと近づかなくてはならないが、液晶モニターなら手を伸ばすだけで近接撮影に対応できる
DMC-GF2 / LUMIX G 14mm F2.5 ASPH. / 4,000×3,000 / 1/160秒 / F3.2 / 0EV / ISO100 / WB:オート / 絞り優先AE
開放から少し絞ると、ぐっとシマリのいい描写になる。このあたりは最新設計ならではという感じである
DMC-GF2 / LUMIX G 14mm F2.5 ASPH. / 4,000×3,000 / 1/160秒 / F3.2 / 0EV / ISO100 / WB:オート / 絞り優先AE
エッジ強調がひかえめな分、パッと見のシャープ感はそれほど高くないが、ピクセル等倍で見ると、小石の表情の違いまでよくわかるのがすごい
DMC-GF2 / LUMIX G 14mm F2.5 ASPH. / 4,000×3,000 / 1/320秒 / F3.5 / 0.3EV / ISO100 / WB:オート / 絞り優先AE
天気のいい日に撮れなかったのは残念だけど、その分絞り開放付近の描写を見るのには好都合だった
DMC-GF2 / LUMIX G 14mm F2.5 ASPH. / 4,000×3,000 / 1/160秒 / F2.5 / 0.3EV / ISO100 / WB:オート / 絞り優先AE
消火栓だと思うが、たくさん並んでいるのがおもしろくて撮ってみた。ちなみにパイプは全部で13本あった
DMC-GF2 / LUMIX G 14mm F2.5 ASPH. / 4,000×3,000 / 1/50秒 / F2.8 / 0EV / ISO100 / WB:オート / 絞り優先AE
ライカに鍛えられたというのもあるのだろう、ピントが合った部分のシャープさは見事だし、立体感もいいし、ボケも優しい
DMC-GF2 / LUMIX G 14mm F2.5 ASPH. / 4,000×3,000 / 1/200秒 / F2.5 / 0.3EV / ISO100 / WB:オート / 絞り優先AE
F8あたりまで絞ると四隅の画質もずいぶんよくなるが、もうひと頑張り欲しいなぁというレベル
DMC-GF2 / LUMIX G 14mm F2.5 ASPH. / 4,000×3,000 / 1/6秒 / F8 / -1EV / ISO100 / WB:オート / 絞り優先AE
こんなプレゼントをくれるお友達が欲しいなぁとか思ったりして。まあ、筆者のまわりにはいませんけど
DMC-GF2 / LUMIX G 14mm F2.5 ASPH. / 4,000×3,000 / 1/40秒 / F4 / 0.3EV / ISO100 / WB:オート / 絞り優先AE
手ブレ補正があれば1/15秒は余裕なのだが、本機と14mm F2.5の組み合わせだとすでにスリリングなシャッター速度だったりする
DMC-GF2 / LUMIX G 14mm F2.5 ASPH. / 4,000×3,000 / 1/15秒 / F4 / 0EV / ISO100 / WB:太陽光 / 絞り優先AE

・動画
  • 動画作例のサムネイルをクリックすると、未編集の撮影動画をダウンロードします。再生についてのお問い合わせは受けかねます。ご了承ください。
41.1MB / 1,920×1,200 / AVCHD
44.3MB / 1,920×1,200 / AVCHD


北村智史
北村智史(きたむら さとし)1962年、滋賀県生まれ。国立某大学中退後、上京。某カメラ量販店に勤めるもバブル崩壊でリストラ。道端で途方に暮れているところを某カメラ誌の編集長に拾われ、編集業と並行してメカ記事等の執筆に携わる。1997年からはライター専業。2011年、東京の夏の暑さに負けて涼しい地方に移住。地味に再開したブログはこちら

2011/1/5 00:00