【新製品レビュー】キヤノンPowerShot G12

〜定評ある多機能・高級コンパクトがブラッシュアップ
Reported by 大浦タケシ

 キヤノン「PowerShot G12」は、同社コンパクトモデルのトップに位置するデジタルカメラだ。多彩な撮影が楽しめ、デジタル一眼レフユーザーの使用でも不足を感じさせないつくりを誇る。発売開始日は10月7日。執筆時における大手量販店での実勢価格は税込み5万4,000円である。


グリップ上部にダイヤルを追加

 機能および外観とも、先代のPowerShot G11から変わったところは少ない。そんななかカメラを手にして最初に目に付いたのが、カメラ前面のグリップ上部に新たに備わった電子ダイヤルだ。PowerShot G3から同G6まであったもので、久々の復活である。

 機能的にはEOSシリーズでいうところのメイン電子ダイヤルとほぼ同じで、絞り優先AEモードでは絞り値を、シャッタースピード優先AEモードの場合ではシャッター速度の設定が行なえ、デジタル一眼レフカメラから持ち替えても違和感のない操作性を実現している。さらに、WB補正、i-コントラスト、アスペクト比などの機能をこの電子ダイヤルに割り当てることも可能。小振りなダイヤルではあるものの直感的な操作で使い勝手は上々だ。PowerShot G7から先代のG11まで無かったことが不思議に思えてしまうほどである。

 ただし、プログラムAEのとき、この電子ダイヤルでプログラムシフトができないのは残念に思えるところ。プログラムシフトを行なうには、背面のAEロックボタンを押した後、同じく背面のコントローラーホイールで設定を行なう2アクションを必要とするが、これでは瞬時の対応が難しい。プログラムシフトもEOSシリーズと同様電子ダイヤルで速やかに操作できるようにしてほしく感じた。なお、グリップ上部に電子ダイヤルが備わったことで、“G12”のロゴはグリップの下部へと移動している。

 もうひとつ外観上で変更があったのが、カメラ上部の2段ダイヤルのうち、下段のISOダイヤルの表示だ。感度の設定が1段ステップから1/3段ステップへと変更になり、それに合わせて1/3段ステップ用の目盛りが備わった。クリックストップも当然1/3段ステップとなるので、1段ステップに馴れているユーザーは感度の上げ下げの操作がちょっとまどろっこしく感じるかも知れないが、細かく設定したいユーザーにはうれしい配慮といえる。ISO感度については、ISOオートおよびISO80から3200までと変更はない。

 見えないところの変更としては、手ブレ補正機能にハイブリッドISが新たに採用された。これは角度ブレのほかに近接撮影時に顕著に現れるシフトブレにも対応するもので、EF 100mm F2.8 L Macro IS USMに初めて搭載され評価の高いものである。コンパクトモデルへの搭載としてはPowerShot S95に続く2機種目となる。最短撮影距離(1cm)で撮影を行なうような条件では、さすがにその効果も低減してしまうものの、マクロ撮影ではたいへん心強い。

 ちなみに、搭載されるレンズは35mm判換算で焦点距離28mm相当から140mm相当までの光学5倍ズーム、ワイド端での開放値はF2.8とこれまでと同じ。そのほかのキーデバイスにも変更はなく、イメージセンサーは1/1.7インチ、有効約1,000万画素CCDを採用。映像エンジンも「DIGIC4」と変わっていない。PowerShot G11より、それまでの1,470万画素からこの画素数になったわけだが、解像度に特別不足を感じることはない。むしろデータのハンドリングなどからいったらこれで十分すぎるほどである。液晶モニターにも変更はなく、2.8型約46万ドットのバリアングルタイプを搭載する。

グリップの上部に新たに備わる電子ダイヤル。EOS シリーズのものと比較すると小振りだが、節度ある操作感で使い勝手もよい。 “G12”のロゴはグリップの下部へと移動した。1/3段ステップとなったISOダイヤル。細かくISO感度を設定したいユーザーには便利に感じることだろう。
角度ブレのほかシフトブレにも対応するハイブリッドISの搭載された光学5倍ズームレンズ。光学系はPowerShot G11から変更はない視度調整機能を備える光学ファインダー。決して見やすいとはいえないが、明るい屋外での撮影や、ブレを少しでも抑えたい撮影では重宝する。
バッテリーはPowerShot G11と同じNB-7L。液晶モニター表示時に撮影可能枚数は約370枚。メモリーカードは、この向きで装填する液晶モニターは、PowerShot G11と同じくバリアングルタイプ。サイズも同じで、2.8型約46万ドットとなる
使い慣れるとカメラを構えたまま左の親指でスピーディに操作できる露出補正ダイヤル。ISOダイヤルと同様アナログっぽい部分だが、直感的で使いやすい。背面のボタン類のレイアウトもPowerShot G11と同じだ。コントローラーホイールの内側には、十字キーとFUNC./SETボタンを備える

最大400%のダイナミックレンジ拡大が可能

 各種機能に目を移すと、極彩色、ジオラマ風、魚眼風、オールドポスター、ノスタルジック、HDRといったいわゆるフィルター系といわれるものが新たに搭載された。他のメーカーなどではフィルター機能として独立させている場合がほとんどだが、シーンモードのひとつとしてそれぞれ備わっている。なお、これらの効果は撮影後に施すことができないのは少々残念に思えた。

 ダイナミックレンジ拡大機能である「i-コントラスト」は、PowerShot G11でもカメラ設定メニューに搭載されていたものだ。しかし、PowerShot G12ではファンクションメニューへ移動するとともに、「Dレンジ補正」と「暗部補正」の2つの設定が可能となりより細かく調整できるようになった。

 白トビを抑えたいときに使用するDレンジ補正では、ISO感度をオートに設定すると自動的に最適な補正を行なう「AUTO」のほか「200%補正」と「400%補正」から選択する。撮影した画像を見ると、どうやらEOSシリーズに搭載されている「高輝度側・階調優先」に順じた機能のようだ。ちなみに高輝度側・階調優先に設定するとベース感度が自動的にISO200になるが、同様にDレンジ補正でも200%補正のときのベース感度がISO160に、400%補正のときはISO320に自動的に設定される。

 暗部補正は、その名のとおり黒ツブレを抑える機能。トーンカーブで暗部を持ち上げたときと同様の結果が得られる。こちらはDレンジ補正とは異なり、ベース感度は変わらない。
 暗部補正とDレンジ補正は、片方だけでも両方一緒に使うことも可能だ。補正効果も上々で常用したいほどであるが、ノイズが現れやすくなるとともに、Dレンジ補正を強めにかけると不自然な結果となることもあるので注意が必要だ。

 PowerShot G11と同様、「フォーカスブラケット」と「NDフィルター」も搭載されている。フォーカスブラケット機能はユーザーが設定したピント位置でのカットに加え、自動的にその前後にずらしたピント位置のカットを連続して撮影するもの。マニュアルフォーカス時のみ有効で、ピント位置のズレの量を微調整できる。被写体との距離が近いほどはっきりとした効果が得られるので、マクロ撮影などピント位置の判断に迷ったときなど便利そうだ。

 NDフィルター機能は1/8(約3段分)の減光を行なえる。太陽光の下で、開放絞りで撮影を行ないたいときや、できるだけ遅いシャッタースピードで撮影したいときなどに便利だ。ちなみにPowerShot G12の最小絞りはF8、最速のシャッタースピードは1/4,000秒となる。

 そのほか追加された機能としては、アスペクト比選択機能(4:3、16:9、3:2、1:1、4:5)の搭載や、Eye-Fiカードへの対応、HD動画の撮影が可能となるなど、細かなところがブラッシュアップされている。

SCNモードには、HDRやジオラマ風、魚眼風などいわゆるフィルター系のモードも搭載されているi-コントラストはファンクションメニューに移動。Dレンジ補正と暗部補正の2つの設定でより細かく調整できる
電子ダイヤルとコントローラーホイールの機能を登録できる。「―」部分には、WB補正、i-コントラスト、アスペクト比などの機能を割り当てられる
こちらはコントローラーホイールへの機能登録画面
アスペクト比はデフォルトの4:3のほか、16:9、3:2、1:1、4:5から選択できる。残念ながら、画角と記録解像度が変わる方式NDフィルターは、光量を1/8(約3段分)電気的に減少する機能。明るい屋外など開放絞りで撮影したいときや、少しでも遅いシャッターで撮影したいときなど便利。
シャッターボタンの半押しに関わらずカメラを向けた被写体に常時ピントを合わせるコンティニュスAFを採用するRAWフォーマットによる撮影が可能。EOSシリーズと同様、DPP(Digital Photo Professional)が現像ソフトとして付属する
ピント位置を自動的に少しずつ変えながら撮影を行なうフォーカスブラケット機能を採用。マニュアルフォーカス時のみ有効の機能だ

さらに完成度が増した多機能モデル

 操作性に関しては、前述の電子ダイヤル以外大きく変わったところはほとんどない。ファンクションメニューをはじめとする設定画面やその操作方法も、同社の多くのコンパクトモデルと同じだ。カメラを向けた被写体に常時ピントを合わせ、合焦速度を稼ぐコンティニュアスAFを採用するほか、シャッターのタイムラグはコンパクトモデルとしては小さくスナップ撮影などたいへん使いやすく思える。ただし、撮影直後などファンクションメニューの表示がなかなか現れずレスポンスの悪いことが多々あったのが少々気になった。

 今回、PowerShot G12のレビューを担当するにあたり、ちょっと悩んだことがある。それは、先代PowerShot G11からの変更が少なく、正直どうお伝えすればよいか迷ってしまったからである。キーデバイスは同じだし、電子ダイヤルが新たに備わってはいるものの、使った感じもこれまでとそれほど大きくは変わっていない。これは、PowerShot G11がいかに優れたコンパクトモデルであったかの証ともいえるわけだが、PowerShot G12はいくつかの新たな機能を追加したことで、さらに完成度が増したといえる。なお、今回のレビューでは仕様の変わったところをメインにスポットを当てているが、必要であれば先代PowerShot G11の新製品レビューを参考にしていただきたい。


実写サンプル

  • 作例のサムネイルをクリックすると、リサイズなし・補正なしの撮影画像をダウンロード後、別ウィンドウで800×600ピクセル前後の縮小画像を表示します。その後、クリックした箇所をピクセル等倍で表示します。

・画角

広角端
PowerShot G12 / 約1.7MB / 3,648×2,736 / 1/400秒 / F4 / 0.0EV / ISO80 / WB:オート / 6.1mm
望遠端
PowerShot G12 / 約2.4MB / 3,648×2,736 / 1/320秒 / F4.5 / 0.0EV / ISO80 / WB:オート / 30.5mm

・歪曲収差/絞りによる描写の違い
広角端F2.8
PowerShot G12 / 約2.9MB / 3,648×2,736 / 1/125秒 / +0.7EV / ISO80 / WB:オート / 6.1mm
広角端F4
PowerShot G12 / 約3.1MB / 3,648×2,736 / 1/60秒 / +0.7EV / ISO80 / WB:オート / 6.1mm
広角端F5.6
PowerShot G12 / 約2.8MB / 3,648×2,736 / 1/30秒 / +0.7EV / ISO80 / WB:オート / 6.1mm
広角端F8
PowerShot G12 / 約2.5MB / 3,648×2,736 / 1/15秒 / +0.7EV / ISO80 / WB:オート / 6.1mm
望遠端F4.5
PowerShot G12 / 約2.9MB / 3,648×2,736 / 1/50秒 / F4.5 / +0.7EV / ISO80 / WB:オート / 30.5mm
望遠端F5.6
PowerShot G12 / 約3.0MB / 3,648×2,736 / 1/30秒 / F5.6 / +0.7EV / ISO80 / WB:オート / 30.5mm
望遠端F8
PowerShot G12 / 約2.7MB / 3,648×2,736 / 1/15秒 / F8 / +0.7EV / ISO80 / WB:オート / 30.5mm

・感度
ISO80
PowerShot G12 / 約2.7MB / 3,648×2,736 / 2.5秒 / F5.6 / +1.7EV / WB:オート / 6.1mm
ISO100
PowerShot G12 / 約2.9MB / 3,648×2,736 / 2秒 / F5.6 / +1.7EV / WB:オート / 6.1mm
ISO200
PowerShot G12 / 約2.9MB / 3,648×2,736 / 1.0秒 / F5.6 / +1.7EV / WB:オート / 6.1mm
ISO400
PowerShot G12 / 約3.0MB / 3,648×2,736 / 1/2秒 / F5.6 / +1.7EV / WB:オート / 6.1mm
ISO800
PowerShot G12 / 約3.0MB / 3,648×2,736 / 1/4秒 / F5.6 / +1.7EV / WB:オート / 6.1mm
ISO1600
PowerShot G12 / 約2.7MB / 3,648×2,736 / 1/8秒 / F5.6 / +1.7EV / WB:オート / 6.1mm
ISO3200
PowerShot G12 / 約2.6MB / 3,648×2,736 / 1/15秒 / F5.6 / +1.7EV / WB:オート / 6.1mm

・アスペクト比
PowerShot G12 / 約1.9MB / 3648x2048 / 1/160秒 / F4.5 / 0.0EV / ISO125 / WB:オート / 30.5mm
PowerShot G12 / 約2.1MB / 3648x2432 / 1/160秒 / F4.5 / 0.0EV / ISO125 / WB:オート / 30.5mm
PowerShot G12 / 約2.4MB / 3,648×2,736 / 1/160秒 / F4.5 / 0.0EV / ISO125 / WB:オート / 30.5mm
PowerShot G12 / 約1.8MB / 2736x2736 / 1/160秒 / F4.5 / 0.0EV / ISO125 / WB:オート / 30.5mmPowerShot G12 / 約1.5MB / 2192x2736 / 1/160秒 / F4.5 / 0.0EV / ISO125 / WB:オート / 30.5mm

・i-コントラスト
Dレンジ補正OFF/暗部補正OFF
PowerShot G12 / 約1.7MB / 2,736×3,648 / 1/1,000秒 / F4 / 0.0EV / ISO80 / WB:オート / 6.1mm
Dレンジ補正AUTO/暗部補正OFF
PowerShot G12 / 約1.7MB / 2,736×3,648 / 1/1,250秒 / F6.3 / 0.0EV / ISO250 / WB:オート / 6.1mm
Dレンジ補正200%/暗部補正OFF
PowerShot G12 / 約1.7MB / 2,736×3,648 / 1/1,250秒 / F5 / 0.0EV / ISO160 / WB:オート / 6.1mm
Dレンジ補正400%/暗部補正OFF
PowerShot G12 / 約1.7MB / 2,736×3,648 / 1/1,250秒 / F7.1 / 0.0EV / ISO320 / WB:オート / 6.1mm
Dレンジ補正OFF/暗部補正AUTO
PowerShot G12 / 約1.7MB / 2,736×3,648 / 1/1,000秒 / F4 / 0.0EV / ISO80 / WB:オート / 6.1mm
Dレンジ補正AUTO/暗部補正AUTO
PowerShot G12 / 約1.8MB / 2,736×3,648 / 1/1,250秒 / F6.3 / 0.0EV / ISO250 / WB:オート / 6.1mm
Dレンジ補正200%/暗部補正AUTO
PowerShot G12 / 約1.8MB / 2,736×3,648 / 1/1,250秒 / F5 / 0.0EV / ISO160 / WB:オート / 6.1mm
Dレンジ補正400%/暗部補正AUTO
PowerShot G12 / 約1.7MB / 2,736×3,648 / 1/1,250秒 / F7.1 / 0.0EV / ISO320 / WB:オート / 6.1mm

・SCNモード
効果なし
PowerShot G12 / 約2.4MB / 2,736×3,648 / 1/500秒 / F4 / +0.3EV / ISO320 / WB:オート / 6.8mm
極彩色
PowerShot G12 / 約2.8MB / 2,736×3,648 / 1/160秒 / F4 / 0.0EV / ISO80 / WB:オート / 6.8mm
オールドポスター
PowerShot G12 / 約2.2MB / 2,736×3,648 / 1/160秒 / F4 / 0.0EV / ISO80 / WB:オート / 6.8mm
HDR
PowerShot G12 / 約2.6MB / 2,736×3,648 / 1/200秒 / F4 / 0.0EV / ISO80 / WB:オート / 6.8mm
ノスタルジック
PowerShot G12 / 約3.0MB / 2,736×3,648 / 1/400秒 / F2.8 / 0.0EV / ISO80 / WB:オート / 6.8mm
魚眼風
PowerShot G12 / 約2.2MB / 2,736×3,648 / 1/400秒 / F2.8 / 0.0EV / ISO80 / WB:オート / 6.8mm
ジオラマ
PowerShot G12 / 約1.3MB / 2,736×3,648 / 1/200秒 / F4 / 0.0EV / ISO80 / WB:オート / 6.8mm

効果なし
PowerShot G12 / 約2.5MB / 3,648×2,736 / 1/160秒 / F4 / 0.0EV / ISO80 / WB:オート / 10.8mm
極彩色
PowerShot G12 / 約2.7MB / 3,648×2,736 / 1/160秒 / F4 / 0.0EV / ISO80 / WB:オート / 10.8mm
オールドポスター
PowerShot G12 / 約1.8MB / 3,648×2,736 / 1/160秒 / F4 / 0.0EV / ISO80 / WB:オート / 10.8mm
ノスタルジック
PowerShot G12 / 約2.9MB / 3,648×2,736 / 1/250秒 / F3.2 / 0.0EV / ISO80 / WB:オート / 10.8mm

・マイカラー
効果なし
PowerShot G12 / 約3.2MB / 3,648×2,736 / 1/250秒 / F8 / 0.0EV / ISO800 / WB:オート / 30.5mm
くっきりカラー
PowerShot G12 / 約3.4MB / 3,648×2,736 / 1/250秒 / F8 / 0.0EV / ISO800 / WB:オート / 30.5mm
すっきりカラー
PowerShot G12 / 約3.0MB / 3,648×2,736 / 1/250秒 / F8 / 0.0EV / ISO800 / WB:オート / 30.5mm
セピア
PowerShot G12 / 約2.8MB / 3,648×2,736 / 1/250秒 / F8 / 0.0EV / ISO800 / CanonWB: / CanonWB:unknown / 30.5mm
白黒
PowerShot G12 / 約2.5MB / 3,648×2,736 / 1/250秒 / F8 / 0.0EV / ISO800 / CanonWB: / CanonWB:unknown / 30.5mm
ポジフィルムカラー
PowerShot G12 / 約3.1MB / 3,648×2,736 / 1/200秒 / F8 / 0.0EV / ISO800 / WB:オート / 30.5mm
色白肌
PowerShot G12 / 約3.0MB / 3,648×2,736 / 1/200秒 / F8 / 0.0EV / ISO800 / WB:オート / 30.5mm
褐色肌
PowerShot G12 / 約3.1MB / 3,648×2,736 / 1/200秒 / F8 / 0.0EV / ISO800 / WB:オート / 30.5mm
あざやかブルー
PowerShot G12 / 約3.1MB / 3,648×2,736 / 1/200秒 / F8 / 0.0EV / ISO800 / WB:オート / 30.5mm
あざやかグリーン
PowerShot G12 / 約3.1MB / 3,648×2,736 / 1/200秒 / F8 / 0.0EV / ISO800 / WB:オート / 30.5mm
あざやかレッド
PowerShot G12 / 約3.2MB / 3,648×2,736 / 1/200秒 / F8 / 0.0EV / ISO800 / WB:オート / 30.5mm

・フォーカスブラケット

 MFで設定したピント位置、後ろ寄りのピント位置、前寄りのピント位置の3枚連続を撮影する。ピント位置は3段階で設定可能。

基本
PowerShot G12 / 約1.5MB / 3,648×2,736 / 1/3秒 / F3.5 / 0.0EV / ISO100 / WB:オート / 15.7mm
後ろ寄り
PowerShot G12 / 約1.5MB / 3,648×2,736 / 1/3秒 / F3.5 / 0.0EV / ISO100 / WB:オート / 15.7mm
前寄り
PowerShot G12 / 約1.5MB / 3,648×2,736 / 1/3秒 / F3.5 / 0.0EV / ISO100 / WB:オート / 15.7mm

・動画
1,280×720 / 110.4MB / H.264
1,280×720 / 23.2MB / H.264(ジオラマモード、10倍速)

・そのほか
PowerShot G12 / 約3.1MB / 2,736×3,648 / 1/160秒 / F4.5 / -0.3EV / ISO80 / WB:オート / 30.5mmPowerShot G12 / 約1.6MB / 3,648×2,736 / 1/250秒 / F4 / +0.3EV / ISO100 / WB:オート / 18mm
PowerShot G12 / 約1.3MB / 3,648×2,736 / 1/80秒 / F4 / 0.0EV / ISO80 / WB:オート / 10.8mmPowerShot G12 / 約2.4MB / 3,648×2,736 / 1/200秒 / F4.5 / -0.3EV / ISO80 / WB:オート / 30.5mm
PowerShot G12 / 約2.5MB / 2,736×3,648 / 1/640秒 / F4 / -1.0EV / ISO80 / WB:オート / 18mmPowerShot G12 / 約2.4MB / 3,648×2,736 / 1/800秒 / F4.5 / -0.7EV / ISO80 / WB:オート / 30.5mm
PowerShot G12 / 約2.4MB / 3,648×2,736 / 1/1,000秒 / F4 / -0.7EV / ISO80 / WB:オート / 18mmPowerShot G12 / 約2.7MB / 3,648×2,736 / 4秒 / F5.6 / +1.7EV / ISO80 / WB:オート / 18mm
PowerShot G12 / 約2.1MB / 2,736×3,648 / 2.5秒 / F5.6 / +1.7EV / ISO80 / WB:オート / 6.1mmPowerShot G12 / 約1.4MB / 3,648×2,736 / 1/400秒 / F4.5 / +0.3EV / ISO80 / WB:オート / 30.5mm
PowerShot G12 / 約1.4MB / 3,648×2,736 / 1/1600秒 / F3.2 / +0.3EV / ISO80 / WB:オート / 9.8mmPowerShot G12 / 約1.4MB / 3,648×2,736 / 1/500秒 / F2.8 / +0.3EV / ISO80 / WB:オート / 6.1mm

【2010年10月26日】35mm判換算での広角端の焦点距離の記述を30.5mmから28mm相当に改めました。





大浦タケシ
(おおうら・たけし)1965年宮崎県生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業後、二輪雑誌編集部、デザイン企画会社を経てフリーに。コマーシャル撮影の現場でデジタルカメラに接した経験を活かし主に写真雑誌等の記事を執筆する。プライベートでは写真を見ることも好きでギャラリー巡りは大切な日課となっている。カメラグランプリ選考委員。

2010/10/26 00:00