デジカメアイテム丼

アクションカムがインスタントカメラに変身。推し活にも!

「Insta360 Ace Pro 2 ポケットプリンター」

「Insta360 Ace Pro 2」に装着した「Insta360 Ace Pro 2 ポケットプリンター」

先日、アクションカム「Insta360 Ace Pro 2」のオプション「Insta360 Ace Pro 2 ストリート撮影グリップ Pro」を紹介したが、今回はそのグリップに装着できるプリンターを取り上げたい。

2025年11月に発売された「Insta360 Ace Pro 2 ポケットプリンター」がそれで、直販価格は1万7,600円となっている。また、同プリンターが含まれる「ポケットプリンターキット」も用意され、実勢価格は9万5,500円前後だ。

プリント画質は高精細。ライカロゴも入れられる

Ace Pro 2とBluetooth接続して使う昇華型のミニプリンターとなっており、カメラから直接プリントすることができる。用紙サイズは82×53mmの専用用紙を使用する。

Ace Pro 2 ポケットプリンター(左)と ストリート撮影グリップ Proを装着したAce Pro 2(右)

プリンターには10枚の用紙が付属していた。別売の「Insta360 Ace Pro 2 写真用紙カートリッジ」は、20枚入りで直販価格は1,800円となる。

カートリッジはカラーリボンと用紙が入っており、色を重ねてカラープリントする。1,670万色で300dpiの解像度を謳っている。

カートリッジは側面から入れる

Ace Pro 2とポケットプリンターがあればプリントはできるが、Ace Pro 2 ストリート撮影グリップ Proを使うとカメラとプリンターを合体させることが可能。いわばアクションカムが”インスタントカメラ”に変身する。

ミニプリンター同梱のアダプターを使ってAce Pro 2と一体化できる

インスタントカメラというと富士フイルムの「instax」(チェキ)が有名。チェキは一体型でまとまっているが、ポケットプリンターは水平に装着されるので、見かけは少々大柄にはなる。そのぶん、プリンターを使わないときは外しておけるのがメリットだろう。

カートリッジはポケットプリンターの側面から入れるだけで、装填は簡単だ。ポケットプリンターはUSBで充電する。Ace Pro 2との接続はカメラのメニューのBluetoothアイコンを選ぶとすぐに繋がる。

プリントの設定ではライカのウォーターマークとフレーム(白フチ)の有無をそれぞれ選べる。ライカのロゴが入れられるのは、Ace Pro 2がライカと共同開発されたカメラだからだ。

プリントの設定項目

ポケットプリンターが繋がっていれば撮影直後にプリントのプレビューが表示され、そのままプリントできる。もちろん撮影済みの画像から選んでプリントすることも可能だ。

プリント前にイメージを確認できる

三原色のリボンを1色ずつ転写していくので、プリント中は用紙の出入りが数回ある。1枚のプリント時間は1分20秒ほどだった。

Ace Pro 2の画質が高いせいもあると思うが、プリントは高精細な印象だ。チェキのようにレトロ感のある写りは期待できないが、このようにパキッとした写りもまた面白い。

「レトロ香港風」(左下)や「LEICA BW HC」(右下)などカラープロファイルを変えると味わいが出る

自分だけの推しグッズも作れる!

アクションカムの写真は、多くはネットへのアップロードやPC、スマホへの取り込みといった用途だろう。今回のポケットプリンターはチェキ同様に撮ったその場ですぐにプリントできるという、アクションカムとしては新しい提案になっていると感じた。

収納時は小さく固定することもできる

ご存じの通りAce Pro 2は超広角レンズを搭載しているので、そういった画角やパースを生かした写真をプリントするのは従来のインスタントカメラとは異なる体験になるかもしれない。

加えて昨今は「推し活」が大ブームとなっている。好きなキャラクターやアイドルを応援するということだが、ポケットプリンターは推し活やぬいぐるみを撮る「ぬい活」とも相性が良さそうだ。

用紙のサイズがチェキとほぼ同じなので、上の写真のようにチェキ用の市販ホルダーやスタンドに収納できる。もちろん、スマホケースに挟むといった王道の使い方もしやすい。

今回試用してみて、とにかく操作が簡単なのが印象的だった。プリントするまで難しい設定などがなく、Bluetooth接続にも時間がかからないので使い勝手が良い。プリント時間がやや長いのはウィークポイントだが、画質も含めて良くできたシステムと感じた。

1981年生まれ。2006年からインプレスのニュースサイト「デジカメ Watch」の編集者として、カメラ・写真業界の取材や機材レビューの執筆などを行う。2018年からフリー。