デジカメドレスアップ主義
黒カメラのサマードレスアップ
FUJIFILM X-T1 + Canon 50mm F1.8
Reported by澤村徹(2014/6/11 08:10)
- ボディ:FUJIFILM X-T1
- レンズ:Canon 50mm F1.8
- マウントアダプター:三晃精機 富士フイルムX-Pro1用ライカLマウントアダプター(シルバー)
- ケース:ユリシーズ X-T1 Body Suit(ネイビー)
- ストラップ:ロベル ROBERU帆布カメラストラップ(ベージュ)
夏のイメージカラーと言えば、真っ先に思い浮かぶのは白だ。黒いカメラはまさにその対極にある。エントリー機ならカラーバリエーションが豊富で、夏っぽいカラーを選ぶこともできるだろう。しかし、ハイエンド機はやはりブラックボディが多い。そこで今回は、ブラックボディのFUJIFILM X-T1を、あえて夏仕様にドレスアップしてみたい。
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レザーケースはユリシーズのX-T1用ボディスーツを選んでみた。同社のケースはチョコレート(ブラウン)とブラックが定番色だが、最近ネイビーが加わった。褪せた風合いのネイビーで、X-T1の貼り革のシボと相性がよい。ユリシーズのボディスーツはチョコレートがフラッグシップカラーだが、ことX-T1に関してはネイビーの組み合わせがしっくりくるようだ。
このケースはカメラの三脚穴にネジ止めするタイプだが、付属ネジに三脚用の穴が空いており、ケースを外さなくても三脚に固定できる。また、底面にえぐりを設け、背面モニターをチルトしやすいように配慮した設計が秀逸だ。ユリシーズのボディスーツはカメラの機能を極力犠牲にしない設計が特徴で、X-T1ボディスーツもそのポリシーを貫いている。
ストラップはロベルの帆布ストラップを組み合わせた。このストラップは全6色のカラーバリエーションがあり、今回は夏仕様ということでベージュを選んでみた。いわゆるオフホワイトだが、ほどよいくすみ具合で存在感のある色だ。また、肉厚の国産9号帆布を用いており、使いはじめは見た目よりも固い。レザーのように使い込んで体になじませるタイプの帆布ストラップだ。
ケースとストラップでだいぶ夏っぽくなったが、仕上げとしてシルバーのレンズとマウントアダプターを装着した。三晃精機のマウントアダプターはシルバーとブラックの2色展開したものが多く、ここではシルバーのライカLマウントアダプターを選んだ。加えてライカLマウント(ライカスクリューマウント)はシルバー鏡胴のレンズが豊富なカテゴリーだ。
ここで取り上げたキヤノン50mm F1.8のみならず、ズマリット50mm F1.5やエルマー、ズマールもシルバークロームの鏡胴がある。時にはドレスアップという側面からレンズをセレクトするのも一興だろう。
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