私はこれを買いました!

持ち運びたいものを1つにまとめられる大容量バックパック

ワンダード「トランジット トラベル バックパック 45L」(高橋学)

年末恒例のお買い物企画として、写真家・ライターの皆さんに、2024年に購入したアイテムを1つだけ紹介していただきました。(編集部)

カメラ機材と旅行用品を一括収納

ワンダードの「トランジット トラベル バックパック 45L エッセンシャルプラスカメラキューブ付き」を紹介します。

これまで30Lのカメラバッグを背負っていましたが、バッグの容量的に全ての機材が入らないこともあり、ショルダーバッグやローリングバッグを追加して持参することが良くあったのです。

そのため、1つにまとめられる大きめの背負えるカメラバッグが欲しいと思っていたところで、銀一のショップで見かけたのがこれでした。初めはトラベルバッグかと思いましたがカメラバッグとしても使える事を知り、迷わず購入しました。

ブラックに加えてワサッチグリーンという、カメラバッグには珍しいカラーも選べます。ブラックを多く所有していることもあり、今回はワサッチグリーンを購入してみました。

内部を仕切り板で仕分けるタイプではなく、機材は付属するカメラキューブに入れて整理する仕組み。カメラキューブを使わなければ、一般的なトラベルバッグとしても使える大容量タイプです。カメラキューブはEOS R5、70-200mm F2.8、24-105mm F4、16-35mm F4、エクステンダー×1.4が入れられるサイズになっています。

カメラキューブにショルダーストラップをつければそのままカメラバッグとして持ち出せるのが便利でした。

45Lのバッグなので、400mmや600mmなどの超望遠レンズも余裕で収まります。しかし仕切り板がないので、安定して収めるには工夫が必要でしょう。

そのほか、ポケットが豊富なところが魅力で小物から大物まで収まりますし、一脚もバッグ内に収まります。背中が当たる面にはPCが入るスペースがあり、脇のポケットには小型三脚も取り付け可能です。

購入してから気が付いて感動したのが、ポケットのジッパープル同士を組み合わせて、開かないようロックできることでした。背負っている最中に不用意にジッパーが開かないようにするのはもちろん、背後からの盗難防止にもなるのでありがたいです。

このバッグは鉄道撮影に持っていくのも便利だと感じました。撮影地では山を登ることや悪路を越えることもあるので、舗装路での運用が前提のローリングバッグはもちろん、持参するバッグの数が増えると機動性が悪くなります。宿泊時の衣類も入ってしまうのも良いところでしょう。

撮影シーンに合わせて選べるバッグがまた増えました。

高橋学

1975年、福島県福島市生まれ。父が新聞社のカメラマンをしていた影響で物心付いたころからカメラが好きになり、父と鉄道などを撮り始めた。高校卒業後は専門学校東京ビジュアルアーツ写真学科でスポーツフォトを専攻。1996年より有限会社ジャパンスポーツでスポーツカメラマンの仕事に就き、実績を重ねてフリーランスへ。現在はフィギュアスケート、フットサル、サッカー、陸上などの様々なスポーツ取材をしている。また、小さいころから好きな鉄道や飛行機なども撮影を続けている。日本スポーツプレス協会、国際スポーツプレス協会会員