私はこれを買いました!
5秒でセットできる! 折り畳み型の画期的なライトシェーピングツール
Profoto Clic ソフトボックス オクタ型(河野鉄平)
2022年12月28日 07:00
プロフォトAシリーズライトの魅力を最大限に引き出す
今年も色々購入した品はありますが、2月にレビューさせていただいた「Profoto Clic ソフトボックス オクタ型」はレビュー後、あまりの使い勝手の良さに、即購入したアイテムです。日頃から本当に重宝しています。
元来、ソフトボックスはやわらかい光が演出できるので、ポートレートなどでもよく使われますが、組み立てるのが結構面倒。しかし! 「Profoto Clic ソフトボックス オクタ型」は一瞬で組み立てられてしまいます。マグネット式などで、ポン! と組み立てて、ライトをスチャ! と接続。こなれれば、5秒でセットできます。ソフトボックスが5秒ですよ!
しかも、畳むのも簡単なので、移動時は畳んで持ち運び、使うときに組み立て、撮影が終わったらまた畳んで移動して……と何度セットし直してもまったく苦になりません。むしろ、ワンタッチでできるので、癖になって何度もセットしたくなるほどです。これはプチプチ潰しが癖になるのと似ています。操作性がよく、これだけ軽量コンパクトでありながら、演出できる光質も素晴らしいのですから最高です。
あと実際に使ってみて、このアイテムはスタンドアダプターが搭載されていることも美点であることに気づきました。ワンタッチ開閉に気を取られていましたが、そのまますぽっとライトスタンドにセットできる操作性も素晴らしいのでした。
このモデルは、プロフォトのAシリーズライト専用につくられた「Clic シリーズ」のソフトボックスです。最近発売された「Profoto A2」などにも、もちろん対応します。「Clic シリーズ」はアクセサリーとしての魅力が備わっているだけでなく、Aシリーズライトの魅力を引き出す側面があることも踏まえておきたいところ。つまり、互いに魅力を引き立てあって存在していると思うわけです。ものすごい連動性で、スピード感のある、スリルのあるライティング撮影がどんどんできます。
「Clic シリーズ」はグリッドやカラーフィルターなどでいくつか種類があり、どれも興味深いアイテムですが、これからの展開が楽しみです。クリップオンタイプのライト向けに、さらにフォトグラファーを魅了するアイテムの登場を期待したいところです。
近況報告
Canon R6 Mark IIの出来が素晴らしく、購入しようかなあ。来年1月末に「上手い写真は構図が9割」(玄光社刊)という書籍を出版いたします。ぜひ、ご贔屓に。来年こそは個展をしたり、写真集を出したりしたいと思っております。
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