フォトアプリガイド

Insta Square Maker(Android)

良くできたInstagramのアシストアプリ

今回紹介する「Insta Square Maker」は、「Instagram」の利用を補助する1:1の正方形加工アプリだ。端末にInstagramがインストールしてあれば、本アプリからシームレスに写真をInstagramに渡せる。

価格は無料。試用バージョンは1.6.4 。

「Insta Square Maker」の起動画面。まずは「Gallery」をタップして画像を選択しよう。

なお、「Settings」では編集画像の解像度を「Normal」と「High」の2つから選べるが、「High」が初期設定なので変更する必要はないだろう。

画像を選択すると編集画面へと切り替わる。

画面上部には本アプリの主要機能が並び、下部には「保存」「共有」「Instagram」アイコンが配置されている。

画面左上の「位置」アイコンをタップすると、画像の表示位置が変更される。アイコンの下に“緑色の丸”が表示されており、その位置が配置箇所と連動しているのだ。

なお、タッチ操作でも位置の調整は可能。基本的には、手動での調整が上手くいかない時に、仕切り直しのために利用するのがよいだろう。

その右隣には「縮小」アイコンが配置されている。タップすると5段階で縮小できるが、こちらもピンチ操作に対応しており、基本的には「位置」と同様に仕切り直しに使うのがよさそうだ。

画面右上の「塗りつぶし」アイコンは、写真以外の余白の色を指定する機能だ。

カラーパレットで色を指定するかチャートから色を選ぼう。

余白を塗りつぶした状態がこれ。

画像イメージに合わせて色をつけるのもよし、際立たせる配色をしてもよしだ。

「トリミング」アイコンをタップすると、「Free」「1:1」「3:2」「4:3」「16:9」の5種から比率が選択できる。

「1:1」にすると表示上は空白部がなくなるが、ピンチ操作などで空白を作れば、「塗りつぶし」機能で色がつけられる。その際、タッチ操作が苦手で均等に空白を作れない場合は、「縮小」アイコンを利用するとよいだろう。

すべての作業が終わったら、画面右下の「Instagram」アイコンをタップしよう。Instagramが起動し、トリミング画面が表示される。

シームレスに画面(アプリ)が移行するため、機能のひとつとしてInstagramが利用できるイメージ。トリミング位置の指定画面が表示されるので、そのまま加工を続けよう。

ちなみに「塗りつぶし」機能を使って着色した余白も、Instagramに反映される。エフェクトもかかってします。従って、エフェクトを使用する場合は、エフェクトを考慮した配色にしたい。

今回は「Instagram」を導入した端末でアプリを試したため、編集画面下部にInstagramアイコンが表示されているが、未導入の場合はアイコンが表示されない。

その場合でも、Instagramへの画面移行ができないだけで、各種編集機能、「保存」や「共有」(メール添付や他のアプリでの利用)は使用できる。

とはいえ、やっぱり本アプリはInstagramユーザー向けの補助ツールとして利用するのがよいだろう。広告表示はあるものの、無料で利用でき、Instagramへの切り替えを感じさせないシームレスな使い勝手は好印象だ。ぜひ、検討してみてほしい。

飯塚直