写真展

高嶋清明写真展「昆虫空間」

(オリンパスギャラリー東京)

© 高嶋 清明

マクロレンズ越しに見た昆虫たちのカッコよさにやられたのは中学生の頃。以来、「虫集めはカメラ」で「写真を撮るなら被写体は虫」のスタイルを続け、気がついたらはや30年が過ぎました。その間、撮影機材は目まぐるしく性能アップを続け、かつて特殊分野だった昆虫写真もスナップ感覚に気軽に撮れる時代になりました。しかし、昆虫の被写体としての魅力は留まることを知りません。今まで見えていなかった、昆虫たちのさらに奥の世界をカメラが映し出すようになってきました。

自分の中でいま特にアツいのがハイスピード撮影と超接写撮影。古くからある撮影技術とデジタル写真との融合で、肉眼では決して見ることのできない世界がひろがります。昆虫は、私たち人間より遙かにサイズの小さな、遙かに速度の速い空間に生きる生物です。カメラを通し昆虫たちの空間に迫ることで、彼らの世界に目線を合わせてみると・・・幼い頃から図鑑で詳しく調べ自由研究で深く観察したカブトムシやアゲハチョウのような身近な昆虫たちも、新たな発見の連続です。いつまでも興味の絶えない「昆虫空間」が広がります。

出展作品数:カラー 約60点

(写真展情報より)

  • オリンパスギャラリー東京
  • 住所:東京都千代田区神田小川町1-3-1 NBF小川町ビル1F
  • 会期:2013年11月7日木曜日~2013年11月13日水曜日
  • 時間:10時~18時(最終日15時まで)
  • 休館:日曜日・祝日

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