写真展告知

浅田政志写真展:YOKOHAMA PHOTOGRAPH

「KAAT EXHIBITION」は、KAAT神奈川芸術劇場の劇場空間と現代美術の融合による新しい表現を展開する企画シリーズ。

8回目となる同展では、写真家の浅田政志さんが「わたし/わたしたちのいま」をテーマに、神奈川の人たちと共に作り上げた新作撮り下ろし作品を展示する。

本展覧会では、全編横浜で撮り下ろした新作をお見せします。公募で被写体の方を募り、それぞれの「いま」 を1枚の写真に写し出し、展覧会全体で 「いま」 の横浜を感じてください。横浜は日本で写真が産声を上げた街の1つで、写真家にとって特別です。当時の写真を見返すと、手軽に写真が撮れる現代とはかなり変化し、時代の流れを感じます。同時にこれからも変わらない写真の魅力を感じることが出来ます。日本で最初に写真を始めた開拓者に触発され、本展がどうなるのか、自分自身もものすごく楽しみです。いまを生きる横浜の方や横浜に刻まれた時間と共に、KAATでしか生まれない写真をお見せできるよう、楽しみながら撮影をしていきます。

作家コメント

会場

KAAT神奈川芸術劇場 中スタジオ・アトリウム
神奈川県横浜市中区山下町281

開催期間

9月3日(日)~10月1日(日)

開催時間

11時00分~18時00分(入場は17時30分まで)

休廊

木曜日

料金

一般:1,000円(オリジナルポストカード付)
学生・65歳以上:500円
高校生以下:無料
※アトリウムは入場無料

アーティストトーク

9月3日(日)13時00分~14時00分

作者プロフィール

1979年三重県生まれ。日本写真映像専門学校研究科を卒業後、スタジオアシスタントを経て独立。2009年、写真集「浅田家」(2008年赤々舎刊)で第34回木村伊兵衛写真賞を受賞。2010年には初の大型個展、「Tsu Family Land 浅田政志写真展」を三重県立美術館で開催。2020年には著書の「浅田家」、および「アルバムのチカラ」(2015年赤々舎刊)を原案とした映画『浅田家!』が全国東宝系にて公開され、10年ぶりの新作、「浅田撮影局 まんねん」(2020年青幻舎刊)と「浅田撮影局 せんねん」(2020年赤々舎刊)を発表。新作個展「浅田撮影局」をPARCO MUSEUM TOKYOで、2022年には最大規模の個展「だれかのベストアルバム」が水戸芸術館で開催。