写真展告知

夏樹螢石・猪原樹写真展:Pencil of Nature -自然の鉛筆-

(京都写真美術館 ギャラリー・ジャパネスク)8月3日~8月8日

色・造形・陰影・生命の表情……

この世界は、自然が創り出した無数の美にあふれている。

1840年代、イギリスの学者タルボットは美しき自然に心を惹かれ、この美を永久に残したいという欲求から、カロタイプという写真技法を生み出し、世界最古の写真集『The Pencil of Nature』を出版した。

時は流れ、2021年。人々は人工物に囲まれた世界で、常にバーチャルと接した生活を送るようになった。
そして、新型コロナウイルスにより、その流れは更に加速している。

今、自然の持つ美をありのままに、緻密に切り取ることで、リアルな自然の力を見つめ直す。

写真展情報

会場

京都写真美術館 ギャラリー・ジャパネスク
京都府京都市東山区堀池町374-2 2階展示室

開催期間

2021年8月3日(火)~8月8日(日)

開催時間

11時00分~18時00分(最終日は17時00分まで)

休廊

無休

作者プロフィール(敬称略・順不同)

夏樹螢石

学生の頃より、独学で写真を学ぶ。滋賀と八重山を中心に活動する。
幼き頃からの生きもの好きが高じ、昆虫をはじめとする生き物、彼らが住まう自然をテーマとした作品作りを行う。

猪原樹

小学生の頃からカメラを持ち、身近な自然風景を撮影するようになる。
日本大学藝術学部写真学科に入学し、在学中は地元滋賀の自然や里山文化をテーマに4年間を通じて制作を行う。
現在は、京都の印刷会社の制作部署でフォトグラファーとして勤務。