写真展告知

岡嶋和幸写真展:海のほとり

丸の内・エプサイトギャラリーで10月2日から

日本は四方を海に囲まれた島国。海は私たちの暮らしと切り離せない存在だ。外国人旅行者の中には、来日して初めて海を見た人もいるという。日本はその独特の地形ゆえに、たとえ山間部で暮らしていても数時間もすれば海岸線にたどり着く。インフラも整備され、ひと昔前より気軽に足を運べるようになった。

私は海からそれほど遠くない場所で生まれ育ち、現在も潮風が漂う場所に住んでいる。だからなのか、旅行先は海辺の町を好み、たとえ遠回りでも海岸線に沿って移動する。気候や地勢の影響を受けるなど、海辺の景色は地域によって特色がある。そのありさまを観察するのが好きだ。

外国の海辺は異国情緒があってとても絵になる。足繁く通ったお気に入りの場所もあるが、その光景はインターネットでも味わえる時代。わざわざ行かなくてもよいのだと思うようになり、見慣れた日本の海辺にあらためて興味を覚えた。いまの情景を眺めてみようと、身近なところから海岸線に沿って歩き始めた。

写真展情報

会場

エプソンスクエア丸の内 エプサイトギャラリー
東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル1階

開催期間

2020年10月2日(金)~10月29日(木)

開催時間

11時00分~17時00分(最終日は14:00まで)

休廊

日曜日

サイン本の販売

会場隣地の快晴堂フォトサロン(東京都千代田区丸の内3-3-1 新東京ビル1階)にて、写真集「風と土」や著書「プリントすると写真が上手くなる」などのサイン本を購入できる。
※写真展会場での物販は実施していません。

作者プロフィール

1967年福岡市生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「ディングル」「風と土」のほか著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」「潮彩」「学校へ行こう!ミャンマー・インレー湖の子どもたち」「九十九里」「風と土」などがある。