写真展告知

「MJ」~ステージ・オブ・マイケル・ジャクソン~

(FUJIFILM SQUARE)

バッド・ワールド・ツアー
Image Credit : Mirrorpix/Aflo

FUJIFILM SQUAREは、企画展「『MJ』~ステージ・オブ・マイケル・ジャクソン~」を7月10日から7月30日まで開催する。

1958年8月29日、アメリカ合衆国西部の産業都市インディアナ州ゲイリーの大家族の元に誕生したマイケル・ジャクソン。1969年、5人組兄弟グループ「ジャクソン5」の最年少リード・シンガーとしてデビューするやいなや、4曲連続シングル・ヒット・チャート首位獲得という記録を打ち立てスーパースターに。

その後、ソロ・アーティストとして1982年に発表したアルバム《スリラー》は全米チャート37週連続1位、第26回グラミー賞では8部門受賞という偉業を達成。1980年代から1990年代、音楽業界が最高潮を迎える中、「プロモーション・ビデオ」と呼ばれ、単なる宣伝材料として捉えられていた音楽ビデオを「ショート・フィルム」(短い映画)と新たに定義、芸術作品として昇華させたこともマイケル・ジャクソンが生み出した大きな革命のひとつです。

音楽と見事な調和・融合をみせた映像、彼自身の類まれなるダンス・パフォーマンスと演出家としての才能は、ビジュアル・イメージが重要な役割を果たす現在の音楽シーンの礎を築きました。その功績は「史上最も成功したエンターテイナー」として語り継がれ、2009年6月25日没後早くも10年の歳月が流れた今なお、彼のリアルタイムでの活動を知らない若い世代を含む多くのファンを魅了し続けています。

本展では、マイケル・ジャクソンの代表作からのスチール写真をアーカイブするとともに、世界中のファンを熱狂の渦へと巻き込んだ3つのワールドツアーでの圧巻のライブ・パフォーマンスを通して、映像と写真が今日までの音楽の発展に果たした役割を考察します。

第1章

わずか5歳で4人の兄たちと共に結成した「ジャクソン5」のリード・ボーカルに。名門レーベル「モータウン」からの華々しいデビュー後、10代後半の「ジャクソンズ」期には作詞・作曲家としての才能も開花。並行して続けたソロ活動でも記録的成功と革新を成し遂げます。本章では、『スリラー』『ビート・イット』『バッド』といった彼の代表曲の「ショート・フィルム」(ミュージック・ビデオ)のスチール写真を織り交ぜ紹介し、ライブや映像で世界のエンターテインメント界の頂点を駆け抜けたマイケル・ジャクソンの足跡をダイジェストでたどっていきます。

第2章

マイケル・ジャクソンが生み出すライブ・パフォーマンスは世界を熱狂させ、その後の「コンサート」の概念を変えました。日本を皮切りに全15カ国123公演が行われた初のソロ・ツアー「バッド・ワールド・ツアー」から、演出がよりダイナミックになった「デンジャラス・ワールド・ツアー」、過去最高の450万人を動員した「ヒストリー・ワールド・ツアー」。本章では3つのワールドツアーで残された貴重なパフォーマンス写真を一挙展覧します。

写真展情報

スリラー
Image Credit : Photofest/Aflo
バッド・ワールド・ツアー
Image Credit : Hitoshi Katanoda/Aflo
ジャクソン5
Image Credit : Paul Slaughter/Retna/Aflo
スリラー
Image Credit : Alamy/Aflo
スムース・クリミナル
Image Credit : Photofest/Aflo
ヒストリー・ワールド・ツアー
Image Credit : Mark Shenley/Camera Press/Aflo

会場

FUJIFILM SQUARE
東京都港区赤坂9-7-3

開催期間

2020年7月10日(金)~7月30日(木)

開催時間

10時00分~19時00分(最終日は14時00分まで/入館は18時50分まで)

入場料

無料

休業日

会期中無休

監修(敬称略)

西寺郷太(NONA REEVES)

企画制作

株式会社クレヴィス