写真展告知
一ノ瀬泰造写真展:戦場の真実、硝煙の中に生きる人々
2019年12月12日 07:00
本展では、一ノ瀬泰造が、1972年から1973年にかけて撮影したカンボジア、ベトナムの戦場写真など約40点を展示。また、泰造が使用し被弾したカメラ「ニコンF」、母・信子に送った直筆の手紙などの遺品、約15点も展示します。
本展の作品セレクトや展示構成は、泰造の姪である永渕教子氏が担当しています。世界的なスクープを目指して駆け回った戦場の作品から、戦争に翻弄されながらも力強く生きる人々の記録などをセレクトし、泰造が伝えたかった真実と彼の生き様を感じていただける展示をねらいとしています。
会場
ニコンミュージアム
東京都港区港南2-15-3 品川インターシティC棟2階
開催期間
2020年1月6日(月)~3月28日(土)
開催時間
10時00分~18時00分(最終入館は17時30分まで)
休館
日曜日、祝日および、同館の定める日
土曜日が祝日の場合は休館
荒天や交通機関の状況などで、休館や開館時間の変更の場合あり
展示内容
カンボジア、ベトナムの戦場写真など約40点
カメラ「ニコンF」、報道腕章、ヘルメット、直筆の手紙などの遺品、約15点
協力
武雄市図書館・歴史資料館
作者プロフィール
1947年 佐賀県武雄市生まれ。1972年からフリーの報道写真家として約2年、バングラデシュ、ベトナム、カンボジアの激動地帯を駆け抜け、世界的なスクープを目指す。1973年11月、「地雷を踏んだらサヨウナラ」の言葉を残し、当時、武装組織クメールルージュの支配下にあったアンコールワットに向かい消息を断った。