写真展

所幸則写真展「JAPAN PARADOX TIME(瞬間と永遠)」

(京橋画廊)

©Yukinori TOKORO

今回の展示は、1秒という時間経過の中で起こる“過去”“現在”“未来”という事象を1枚の写真に重ね合わせて表現する「ONE SECOND」、アルベルト・アインシュタインの相対性理論へのオマージュとして取り組んだ「EINSTEIN ROMANCE」、「ONE SECOND」というルールに基づき、光の中を走って行く娘と共に作りあげる新しいシリーズ「お散歩ジャンプ」、「ONE SECOND」の手法でダンサーの躍動的な姿を捉えたシリーズなど、国内で撮影した作品を集めました。「ONE SECOND」では渋谷で撮影したシリーズに加え、銀座や日本橋を撮ったものも展示いたします。また、「お散歩ジャンプ」は未発表作品が中心となります。このように2008年から2016年現在までの作品が揃うことで、写真家・所幸則の事を俯瞰できる写真展となっております。なお、商談ルームでは、海外で撮影したものを含む未発表の作品をお見せします。ご希望の際は、会場にてお声がけください。

(展示情報より)

©Yukinori TOKORO

©Yukinori TOKORO

©Yukinori TOKORO

会場・スケジュールなど

  • ・会場:京橋画廊
  • ・住所:東京都中央区京橋3-9-4新京橋ビル
  • ・会期:2016年9月3日(土)〜9月11日(日)
  • ・時間:10時〜18時
  • ・休廊:会期中無休
  • ・入場:無料

作者プロフィール

大阪芸術大学客員教授

1992年「フォトキナ 92」にて「世界の新しい表現者」日本代表として作品選出
1995年「日本現代写真展」日本写真家協会、文化庁選出(表現への試みで独自の方法論を模索し確立した写真家たちの部)に保存される
1998年「MEDIALOGUE 日本の現代写真'98」東京都写真美術館(東京)
2003年 ZOOM International(イタリアのフォトアートマガジン)で表紙と巻頭特集掲載
2006年「CHIAROSCURO 天使に至る系譜」(美術出版社)をもって、第一期所幸則としてのキャリアをリセットすることを決意
2008年 瞬間とは違った概念の時間軸を取り入れた “One Second シリーズ”スタート