イベントレポート
オリンパスプラザで「OM-D E-M1 Mark III」の発売前体験イベントが開催
写真家・開発者のトーク 東京は2月16日(日)も実施
2020年2月15日 18:39
東京と大阪のオリンパスプラザでは、2月14日から新製品「OM-D E-M1 Mark III」(2月28日発売)の先行展示やトークイベントを開催している。本稿ではオリンパスプラザ東京の様子をお届けする。
E-M1 Mark IIIは、E-M1 Mark IIと同じボディサイズの中に、先に発売された「E-M1X」に搭載された進化ポイントを取り入れているのが特徴。開発者トーク、写真家トークのいずれも、E-M1 Mark IIIの見た目からだけでは伝わりにくい進化ポイントの理解を助ける内容となっていた。なお、写真家トークショーはオリンパスプラザのFacebookページでライブ配信も行われている。
手ブレ補正機構はE-M1Xと同じジャイロセンサーの搭載により、対応レンズとの協調でシャッタースピード最大7.5段分相当の効果を得られる。このジャイロセンサーも、ただ同じデバイスを載せれば同じだけの補正効果が得られるわけではなく、E-M1 Mark IIIに合わせた調整を行った上で搭載することにより、E-M1Xと同等の補正効果を実現できているのだという。
また、顔優先/瞳優先AF機能の進化もトピック。同種の機能を早くから搭載していたオリンパスとしても、他社の"瞳AF"機能が進化著しい中でアップデートを実施。画面内のより小さい顔まで認識するなどの進化があるという
新機能「星空AF」などの紹介
E-M1 Mark IIIの特徴的な新機能に「星空AF」がある。MF撮影が一般的だった撮影に対して専用のAFモードを開発したことで、よりスムーズに撮影できるというもの。
写真家 清水哲朗さんのトークにおいて、実際に星空AFを用いた作品が紹介された。「星空AFは10秒ほどかかるが、視力を気にしながらMFで合わせるより早く、とても便利」と印象を語っていた。
新レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO」
会場では、3月下旬発売のM.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PROも試せた。サイズ感だけで言えば、E-M1シリーズよりE-M5もしくはE-M10系に似合いそうだ。開放F4と抑えめで、マニュアルフォーカスクラッチの省略などもありコンパクトに仕上がっているが、防塵防滴仕様などにPROレンズらしさがある。
今後のイベント開催予定(2月15日時点)
オリンパスプラザ東京
東京都新宿区西新宿1-24-1 エステック情報ビルB1階
2月16日(日)
・12時00分〜12時40分:E-M1 Mark III スペシャルトーク ~飯島裕が語る 「星空AF」 のポテンシャル~
・13時30分〜14時10分:E-M1 Mark III スペシャルトーク ~萩原史郎が語る「5000万画素手持ちハイレゾショット」の描写力~
2月22日(土)
・12時00分〜12時45分:オリンパス社員によるOM-Dトーク「OM-D E-M1 Mark III」新エンジンが実現するさらなる進化と機動力:
2月23日(日)
・12時00分〜12時45分:オリンパス社員によるOM-Dトーク「OM-D E-M1 Mark III」新エンジンが実現するさらなる進化と機動力
オリンパスプラザ大阪
大阪府大阪市西区阿波座1-6-1 MID西本町ビル1階
2月22日(土)
・15時00分〜15時30分:オリンパス社員によるOM-DトークOM-D E-M1 Mark IIIの嬉しい進化