イベントレポート
【CP+】4億画素記録のデジカメを展示したハッセルブラッド
超高解像度空撮のためのシステムも提案
2018年3月2日 21:26
ハッセルブラッドブースでは、3月に発売する中判デジタルカメラ「H6D-400c MS」などを展示していた。
1億画素のCMOSセンサー(53.4×40mm)を内蔵するが、センサーを1ピクセル毎にずらして4枚を撮影する「4ショットモード」を搭載するのが特徴のカメラ。
一般的なデジタルカメラのようにベイヤー配列のカラーフィルターよるデータの演算が不要なため、全ての画素がRGBのデータを取得できる。これによって、通常の撮影よりも多くのディテールや色情報を得られるというもの。
また4ショットモードのデータに加えて、さらに1/2ピクセルずつずらした2枚を撮影して合成し、4億画素で記録できる「6ショットモード」も搭載している。
このカメラの性能が最大に発揮される6ショットモードでは、16bitのTIFF画像が生成され、そのファイルサイズは2.3GBにもなるとのこと。
価格は税別576万8,000円となっている。
発売済みの製品となるが、同ブースにはDJI製のドローンと組み合わせた空撮用カメラA6D-100も展示してあった。カメラは1億画素で、タブレット端末からのカメラコントロールにも対応している。