イベント告知

GHQ占領期に撮影された日本船舶の写真資料が公開

約3,000点が閲覧可能に 横浜みなと博物館で

横浜みなと博物館は、所蔵する太平洋戦争にまつわる資料の中から、船舶の写真データおよび印刷製本した資料を5月31日(土)から公開する。

1945年の敗戦後、GHQの管理下に置かれた日本の船舶は、舷側に英数字4つからなるSCAJAP(通称スカジャップ)番号を標示が義務となった。

横浜みなと博物館ではSCAJAP番号を標示した船舶のプリント写真約1,900枚を所蔵している。それらのうち、写真とその裏面を含めた約3,000点の画像データ、さらに画像データを印刷製本した資料集が公開される。

データには貨物船、タンカー、客船、漁船、曳船などが含まれるという。終戦後における日本の船舶の様子がうかがえる展示となりそうだ。

公開開始日

2025年5月31日(土)~8月11日(月・祝)

会場

横浜みなと博物館ライブラリー(利用料100円)

パネル展「SCAJAP番号標示船写真について」

  • 会期:2025年5月31日(土)~8月11日(月・祝)
  • 会場:横浜みなと博物館 ロビー(無料ゾーン)
  • 開館時間:10時~17時
本誌:折本幸治