デジタルカメラマガジン

ジャンル別で“F2.8”ズームレンズのテクニックを解説…スペック別のランキングも紹介

ニコン「Z50II」、キヤノン「RF70-200mm F2.8 L IS USM Z」の新製品レビューも

11月20日(水)発売の『デジタルカメラマガジン 2024年12月号』の一部を紹介する。今回の特集1は「ズーム全域で開放F2.8だからこその魅力が分かる総力大特集」だ。

【特集1】ズーム全域で開放F2.8だからこその魅力が分かる総力大特集

F2.8ズームレンズと言えば、大三元と呼ばれ、圧倒的なボケと高い解像力を持つ最高級のレンズだ。一方で近年ではミラーレスカメラ化やレンズ硝材の進化もあり、高嶺の花だったF2.8ズームにも安価で小型・軽量なモデルが登場している。デジタルカメラマガジン12月号ではF2.8ズームの特徴からその歴史、ジャンル別テクニックやスペックランキングまでさまざまな切り口からF2.8ズームを徹底解説。魅力あふれるF2.8ズームの世界へ一歩足を踏み出そう!

F2.8ズームレンズ ジャンル別 テクニック

F2.8のズームレンズは撮影者の表現を大きく広げてくれる。特に撮影ポジションに制約の多い風景撮影では必須のレンズと言っても過言ではないだろう。背景の処理が写真の仕上がりに直結するポートレートでも全域F2.8のズームレンズは強力な武器だ。距離感のコントロールが重要なスナップでも威力を発揮する。風景、ポートレート、スナップの3ジャンルにおいての使いこなし方をそれぞれ4ページで解説する。

F2.8ズームレンズ何でもランキング

全域F2.8ズームレンズのスペックを項目ごとに並び替え、注目の製品を紹介。最も広角なレンズは? ズーム倍率が高いレンズは? 最も大きく写せるレンズは? など気になるランキングを発表しよう。

<ランキング>

  • 質量
  • 広角端
  • 望遠端
  • ズーム倍率
  • 最大撮影倍率
  • レンズ構成
  • 画角カバー範囲
  • 実勢価格
  • 手ブレ補正
登場写真家(敬称略)

赤城耕一、石田卓士、魚住誠一、大和田 良、岡嶋和幸、河田一規、木村琢磨、Kogame、小林紀晴、鈴木文彦、HARUKI、福井麻衣子、福島啓和、藤原嘉騎、八木千賀子、ルーク・オザワ

【PICK UP】多彩な色設定や連写性能も楽しめる小型APS-C「ニコン Z50II」

ニコンの最新機能がふんだんに盛り込まれた2,088万画素APS-Cセンサー搭載のミラーレスカメラ。最高30コマ/秒の高速連写と9種類の被写体検出AF、クリエイターの色設定を気軽に導入できる「イメージングレシピ」に対応するほか、オートの撮影モードも高性能化が図られている。しっかりと握れるグリップと本格的な質感を備えながら、価格がボディ単体で15万円程度に抑えられている点も魅力。これらの注目ポイントを実写で検証する。

【PICK UP】静止画&動画をハイレベルに追い求めた全域F2.8望遠ズーム「キヤノン RF70-200mm F2.8 L IS USM Z」

動画撮影にも配慮した設計のZシリーズの2本目としてF2.8通しの望遠ズームが登場。沈胴構造、エクステンダー装着不可など現行モデルで要望が上がっていた部分を解消し、動画のみならず静止画における期待も高い。今回は望遠ズームの使用頻度が多い風景のフィールドでその実力を計る。

【GALLERY】超現実世界 決して交わることのない、もうひとつの世界

この世界を支えるために多く人がさまざまな場所で働いている。インフラの部分では普段目にしない機械が動いている。効率と機能を追い求めたその姿は実に美しい。そんな「もうひとつの世界」を捉えたギャラリー。「Build the Future」で衝撃を与えた西澤 丞ならではの、非日常の世界を見てほしい。