フォトコンテスト

写真で考えるSDGs。出光興産「わたしのまちの○(まる)と×(ばつ)」

出光興産株式会社は6月10日、第17回環境フォト・コンテスト「わたしのまちの○(まる)と×(ばつ)」の作品募集を7月1日より開始すると発表した。

いつまでも残していきたいと思う身近な「○」の風景と、すぐに改善したい「×」の風景を写真にして、コメントを添えて作品にする、というフォトコンテスト。2005年より毎年実施しており、昨年は1万1,656作品の応募があったという。

主催の出光興産は、本フォトコンテストを通じて子ども達がSDGsや環境問題について考えるキッカケづくりにつなげていきたいとする考えを掲げており、参加した児童や生徒達の環境を大切にする心の育成や、主体的に環境保全を実践する次世代の人材を育成、質の高い環境教育の実現に寄与していきたいとしている。

児童・生徒向けとしているとおり、応募資格は小学校・中学校・高等学校・高等専門学校の在学生であること。学校単位での応募登録のほか、学年・クラス・部活動単位での応募も可能。

小学校部門、中学校部門、高校・高等専門学校部門の各部門で賞および賞品が設けられているほか、学校団体応募を対象とした学校団体賞も設置。優秀な取り組みを表彰するとしているほか、学校団体応募の応募者全員に参加記念品を贈るとしている。

このほか特別テーマ賞として、「だったらこうしよう」賞も設けられている。

募集期間は、7月1日から9月30日まで。作品は2L相当サイズにプリント(12~13cm×17~18cm以内)し、「○」と「×」の各写真を組み合わせた2枚1組を専用の応募用紙に貼りつけて応募する。写真に対するコメント文字数は200字以内。応募点数に制限はない。

審査は、写真のクオリティや撮影テクニック、○と×の組み合わせ、テーマ、コメントの視点・考え方を総合的にみていくとしている。入賞作品の発表は11月末にWebサイト上で公開するとしている。

コンテスト実施にあたり、同社は普段は見過ごしてしまう何気ない風景を環境という軸で見つめなおすことで、身近な環境や生活の問題への気づきや、考え、行動につなげていってもらいたい、と呼びかけている。