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ニコン「D5」「D500」用のワイヤレストランスミッター

通信速度アップ。無線LANアクセスポイントモードも

D5+WT-6

ニコンは、ワイヤレストランスミッター「WT-6」(D5用)および「WT-7」(D500用)を3月に発売する。価格はWT-6が税別6万4,000円、WT-7が税別12万円。

対応カメラに外付けし、画像データを無線LANでパソコンやFTPサーバーに転送するアクセサリー。パソコン上のCamera Control Pro 2(別売)からワイヤレス撮影も可能になる。

WT-6

D500には内蔵Wi-Fi機能もあるが、WT-7ではより速く確実な画像転送ができるという。また、D500本体には接続端子がない有線LANケーブルも使用可能になる。

D500+WT-7
WT-7

WT-6、WT-7のどちらも新規格のIEEE802.11acに対応したことで、通信速度を大幅にアップ。従来モデルのWT-5はIEEE802.11a/b/g/n規格に準拠していた。D5の通信速度は、カメラ内蔵の有線LAN、トランスミッターによる無線LANともにD4S比で2倍以上としている。

なお、D5では新しいWT-6だけでなく、従来モデルの「WT-5」も使用可能。

WT-6もしくはWT-5を装着したD5、WT-7を装着したD500は、最大5台(HTTPサーバーモード。他モードでは1台)の端末の無線LANアクセスポイントとなり、パソコンやスマートフォンのWebブラウザーから画像閲覧およびリモート撮影(連続撮影にも新対応)も可能になる。

(本誌:鈴木誠)