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ニコン、D4S・D810・D750の動画機能を強化

夏にファームアップ 外部レコーダーとの同期に対応

D4S

ニコンは4月10日、デジタル一眼レフカメラ「D4S」、「D810」、「D750」の動画機能に関するファームウェアアップデートを夏に実施すると発表した。

D810
D750

映像制作・編集用外部レコーダーへのHDMI出力において、外部レコーダーとの録画開始・停止の同期が可能になる。米国で4月11日から16日までの6日間、米国ネバダ州ラスベガスで開催される放送機器展「2015 NAB Show」でデモを行う。

いずれの機種も、ニコンFXフォーマット(35mmフルサイズ相当)でフルHD動画を撮影可能。HDMI経由では、非圧縮の動画を出力できる。

D4Sは、同社フラッグシップのプロ向けデジタル一眼レフカメラ。有効1,623万画素CMOSセンサーや最高約11コマ/秒の連写機能を備える。発売は2014年3月。ボディのみの実勢価格は税込66万4,200円前後。

D810は、同社最多画素のデジタル一眼レフカメラ。有効3,635万画素の光学ローパスフィルターレスCMOSセンサーを採用する。発売は2014年7月。ボディのみの実勢価格は税込34万8,300円前後。

D750は、D810とD610の中間に位置するモデル。撮像素子は有効2,432万画素CMOSセンサー。FXフォーマット機で唯一、チルト式の液晶モニターを備える。発売は2014年9月。ボディのみの実勢価格は税込22万9,500円前後。

(本誌:武石修)